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ディズニー化する社会 文化・消費・労働とグローバリゼーション 明石ライブラリー
4,180円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 明石書店 |
発売年月日 | 2008/06/10 |
JAN | 9784750328034 |
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ディズニー化する社会
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ディズニー化する社会
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商品レビュー
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5件のお客様レビュー
画一化であるマクドナルド化との違いは? 私にとってはディズニー化は類型化かなと思っていましたが、テーマパークとして、消費のハイブリット化がこの著者のテーマになるのでしょうか?ディズニーの中におけるマクドナルドなども登場します。やはりこの2つが現代を象徴する現象であることは間違いな...
画一化であるマクドナルド化との違いは? 私にとってはディズニー化は類型化かなと思っていましたが、テーマパークとして、消費のハイブリット化がこの著者のテーマになるのでしょうか?ディズニーの中におけるマクドナルドなども登場します。やはりこの2つが現代を象徴する現象であることは間違いないと思います。
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ディズニー化とは、「ディズニーテーマパークの諸原理が社会及び世界の様々な分野に波及するようになってきているプロセス」である。本書ではその諸原理が社会的、文化的、経済的生活の様々な面に浸透していることを検証していく。以下4つの次元に分類される ・テーマ化 施設や商品対象をナラテ...
ディズニー化とは、「ディズニーテーマパークの諸原理が社会及び世界の様々な分野に波及するようになってきているプロセス」である。本書ではその諸原理が社会的、文化的、経済的生活の様々な面に浸透していることを検証していく。以下4つの次元に分類される ・テーマ化 施設や商品対象をナラティブ(物語)にすること ・ハイブリッド消費 異分野の消費活動を一体化するような消費傾向 ・マーチャンダイニング イメージとロゴが著作権をもつ商品の販売促進 ・パフォーマティブ労働 サービス労働がパフォーマンスとして、ある種の雰囲気を作り出す演習が労働の一部とみなされる傾向 ディズニー化はマクドナルド化が終息するところに始まるという。マクドナルド化は均質化と画一化の世界を創りだすことである。日本ではユニクロがその最たる例であろう。ディズニー化はマクドナルド化の層の上に多様性と差異を演出することで魅力を高めることを目的としている。非日常性が人間の消費活動に影響を与えることは学生時代の修学旅行などを思い出してみれば誰もが納得できるだろう。 世界のディズニー化はグローバリゼーションと融合してその影響が日に日に増大しているように思われる。ディズニー化は管理された安全な場所を印象的にであったとしても創り出しているため、そうでない場所たとえば繁華街などを危険な地区と見なすようにしてしまう構造を持っている。また消費者が最高位にあるため、ディズニー化された商品、施設を利用しない又はできない限られた消費者を無視することになる。社会のディズニー化は資本主義的世界の下では今後も続くだろう。と同時にますます人間の活動をコントロールしようとするだろう。人々はそれに気づかないか、気づいていたとしてもそれを受け入れることになる。そうした無批判性の氾濫は長期的には人間を幸せにしないと思うが、今のところ止めるような手段はないようだ。
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アメリカ文化アイコンであるディズニーランド。これを文化・消費・労働とグローバリゼーションという切り口で紹介してくれます。普段はなにげなく行くディズニーランドですがこの本を読んでみると、どのように文化がディズニーランド化されるのか分かってしまします。 【図書館1階開架 689....
アメリカ文化アイコンであるディズニーランド。これを文化・消費・労働とグローバリゼーションという切り口で紹介してくれます。普段はなにげなく行くディズニーランドですがこの本を読んでみると、どのように文化がディズニーランド化されるのか分かってしまします。 【図書館1階開架 689.5/BRY】
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