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座礁 巨大銀行が震えた日 朝日文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2008/06/30 |
JAN | 9784022644398 |
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座礁
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座礁
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
著者江上剛の実経験、ほぼノンフィクションと言われる一冊。 古くからの銀行の総会屋への不適切な融資が、公になっていく銀行の物語。 最初の小さな過ちから、嘘に嘘を重ね、誤魔化され、大きな過ちになっていく。 この「呪縛」と言える過ちを正そうと勇気を持って現れた人間も、マスコミの餌となってしまう。 しかし、この大きな事件によって、たくさんの犠牲と数人の勇気があったからこそ現代の銀行は大きく健全化されることになった。 一社会人として思う事は、過ちを隠さない、誤魔化さない勇気は自分だけでなく後輩のためになると言う事。 一度隠してしまうと、必ず大きくなってしまう。自分で倒せないような大きな敵になる前に、立ち向かわなければならない。
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第一勧業銀行の報道の裏側で何が行われていたのかがリアルに伝わってきた。 個人的には、実際の事件を仮想現実に置き換えている分、この人は実際の人物にすると誰か、などを考えながら読み進める作業になって、若干まどろっこしく感じた。あと、「川」という字のつく人が多くて、え~と誰だっけ・・・...
第一勧業銀行の報道の裏側で何が行われていたのかがリアルに伝わってきた。 個人的には、実際の事件を仮想現実に置き換えている分、この人は実際の人物にすると誰か、などを考えながら読み進める作業になって、若干まどろっこしく感じた。あと、「川」という字のつく人が多くて、え~と誰だっけ・・・と思うこともあったり。(^^; 隠そうとすればたたかれ、正しい姿勢を貫こうとすればつつかれる。 総務部長が行ってきた行為の善悪は別として、銀行という大きな組織の中で、やらざるを得なかった心情はとても共感できた。 渡瀬さんが格好良すぎ w
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いつもながら、江上剛の銀行を舞台にした小説はリアリティがある。 それもそのはず・・この「座礁」は本人が第一勧業銀行の広報次長だったときのことを小説としているのだ。 (もちろん登場する企業や組織などは架空の名ではあるが) 巨大組織の前では、個人の正義が「呪縛」によって否定される・...
いつもながら、江上剛の銀行を舞台にした小説はリアリティがある。 それもそのはず・・この「座礁」は本人が第一勧業銀行の広報次長だったときのことを小説としているのだ。 (もちろん登場する企業や組織などは架空の名ではあるが) 巨大組織の前では、個人の正義が「呪縛」によって否定される・・ この小説のような大きな話ではないが、サラリーマンたるもの身につまされる思いが多少・・(笑 また、危機管理時に必要なシュミレーションにもなりうる小説かもしれない。
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