商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大洋図書 |
発売年月日 | 2008/05/30 |
JAN | 9784813011743 |
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
文体と主人公の語り口調といい空気感が凄かった。 ストーリー自体に奇天烈さは無いけれど見えそうで見えないけどなんとなく匂わせているかもしれないところとかとにかく凄かった。 人生の午後という言葉を知った。
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- ネタバレ
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野田と若杉のふたりの関係は、細かく繊細に描かれていて とても読み応えがあり 深い深いところでつながるふたりを感じました。 ただ野田のまだ離婚していない奥さんのあまりの身勝手さのせいで ふたりの心に残すであろう大きな心のわだかまりを思うと、 読後も奥さんへの気持ちの悪さや腹立ちが後を引いてしまって・・・。 離婚の原因が野田にあるとしても、 別居中とはいえ自分の次の幸せのために新しい恋人を作って 離婚しようと前向きに進もうと自分から野田に離婚をしてほしいと言ったのに 野田がすんなりその離婚を承諾したことに疑問を感じて調査員を雇い 野田のセクシャリティを知って自殺未遂って・・・。 (本人に自殺する気があろうとなかろうと結果はそうなのだから) んー、びっくりはするだろうけれども、そんな形で 人の心を縛り付けるような行動がどうしても後を引いてしまって 心にこのことばかりが残ってしまいました。 これからのふたりが、心を寄せてこの件も乗り越えて 同居しようと野田が言った時のような晴れやかな気持ちで 幸せになっていて欲しいと、 真剣に願うほどのめりこんで読んでしまいました。
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風邪をひいたときの微熱・・・37℃・・・冷静な思考と気だるいカラダ・・・微熱は一番タチが悪い。 それはこの二人の関係も同じことのようで・・・。 読んでてどこに気持ちを持って行っていいかわからない。 なのにものすごく気になる引きこまれる。 私自身も37℃という微熱に浮かされてしま...
風邪をひいたときの微熱・・・37℃・・・冷静な思考と気だるいカラダ・・・微熱は一番タチが悪い。 それはこの二人の関係も同じことのようで・・・。 読んでてどこに気持ちを持って行っていいかわからない。 なのにものすごく気になる引きこまれる。 私自身も37℃という微熱に浮かされてしまったようだ。
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