誇り高き日本人 国の命運を背負った岩倉使節団の物語

泉三郎【著】

• 販売会社／発売会社: PHPエディターズグループ/PHP研究所
• 発売年月日: 2008/06/09
• JAN: 9784569699547

商品レビュー

2018/11/25

20181124 中央図書館
少し、バイアスありかも。元本をちゃんと読むほうが、たぶんいいだろうな。。

2017/05/01

岩倉使節団は、南北戦争 の英雄グラント 合衆国大統領、フランス第三 共和制 のティエール 初代大統領、プロイセン の鉄血宰相 ビスマルク ...etcといった世界各国の要人たちと交流を図りつつ、団員一人一人の思想が変わってきます 。 王政復古派だった大久保利通 は、世界を旅する間に考え方を変え、盟友の西郷隆盛と袂を別 ち、明治6年の政変が起きてしまいます。ありえない想像ですが、岩倉使節団に大久保利通ではなく西郷隆盛が派遣されていたら どうなっていたのでしょうか? 最初に本書を手にしたとき、辞書を借りてしまった(ハードカバー612ページ)!?と思いました。読むのに時間がかかりましたが、幕末と明治維新の間の急激な変化を遂げた理由がよくわかります。幕末が好きな方なら必見だと思います

2010/12/10

印象的だったのは、
　「日本は小国ﾍﾞﾙｷﾞｰやｵﾗﾝﾀﾞﾞを手本とし、
　 勉強不足の理学、化学、重学を学べば追いつかないはずはない」
と意見具申しているところ点。

これらの人々が作り上げてくれたからこそ、今の日本がある。
感謝の気持ちが自然に湧いてきた。
それと同時に、
このﾒﾝﾊﾞｰと同じくらいの歳である自分は
今何をしているのか
と自問自答し、反省させられた良書。