商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2008/05/25 |
JAN | 9784124035100 |
- 書籍
- 新書
熊を放つ(下)
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熊を放つ(下)
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商品レビュー
3.9
12件のお客様レビュー
上巻よりは、スムーズに読めました。 頭の中を整理しないとどこの部分か分からなく なってしまうので、読み終えた上巻も再度読みつつ、下巻を読みました。ジギーの歴史をグラウが 追うようなストーリーで、最後の動物園の計画は、圧巻でした。ジギーがグラウに乗り移ったか のごとく、サル、象、虎...
上巻よりは、スムーズに読めました。 頭の中を整理しないとどこの部分か分からなく なってしまうので、読み終えた上巻も再度読みつつ、下巻を読みました。ジギーの歴史をグラウが 追うようなストーリーで、最後の動物園の計画は、圧巻でした。ジギーがグラウに乗り移ったか のごとく、サル、象、虎、アリクイ、カンガルー、熊など様々な動物たちを放っていく。 訳者のあとがきで村上春樹が、アーヴィングの作品が自らの作品の構成に影響を与えていると言っていて。村上春樹に大きな影響を与えた作家であるということが分かりました。もっと、アーヴィングの作品を読んでみたいです。
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下巻の方がテンポよく読み進めることができた。「ガープの世界」という作品に少し興味を持ったので、映画か書籍どちらかを鑑賞したいと思った。
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正直なところよくわからなかった。内容として終始一貫した感じがなかったように思う。最初に男子2人が公園で出会い、旅を始めるところから始まるのだが、第2章に入るとヤヴォトニクの自伝が唐突に始まり、理解に苦しんだ。第3章でようやくある程度は解決したが、なぜ大戦期の内容を取り入れていたの...
正直なところよくわからなかった。内容として終始一貫した感じがなかったように思う。最初に男子2人が公園で出会い、旅を始めるところから始まるのだが、第2章に入るとヤヴォトニクの自伝が唐突に始まり、理解に苦しんだ。第3章でようやくある程度は解決したが、なぜ大戦期の内容を取り入れていたのかは未だに謎である。所々に書かれている詩やメモには共感出来る点があり、最後主人公の感情の揺れ動きは目的が達成されてしまった後の「何をしたらいいかわからない」感が表現されていた。訳者の村上春樹は後書きで絶賛している。もう少し本の世界を探検したら、また熊を放ちに戻ってこよう。
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