商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書房 |
発売年月日 | 1962/08/15 |
JAN | 9784041245026 |
- 書籍
- 文庫
おバカさん
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おバカさん
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商品レビュー
4.2
16件のお客様レビュー
昭和を漂うナポレオン…
昭和を漂うナポレオン。彼はどんな心を持って日本へ、そしてこの時代に舞い降りたのか。どうしようもない天使に心打たれます。
文庫OFF
ちょっと童話っぽい話…
ちょっと童話っぽい話。さらさら読めた。
文庫OFF
2024.4.17 読了。 フランスから海を渡って日本にやってきたナポレオンの子孫であるというガストンが、ペンフレンドだった隆盛の家で過ごすが唐突に家を出て哀しみや苦しみを持った人々に騙されたり利用されたりもしながらも信じるという信念を持ち行動しいろいろな事柄に巻き込まれてゆく...
2024.4.17 読了。 フランスから海を渡って日本にやってきたナポレオンの子孫であるというガストンが、ペンフレンドだった隆盛の家で過ごすが唐突に家を出て哀しみや苦しみを持った人々に騙されたり利用されたりもしながらも信じるという信念を持ち行動しいろいろな事柄に巻き込まれてゆく。 「海と毒薬」→「悲しみの歌」と読んでレビューにあった「おバカさん」に興味を持ち読んでみた。前2作は重いテーマを題材にし色々と考えさせられる小説だったが今作はユーモアも混じえながら、しかし根底には人間の思想や生き方を考えさせられる物語だった。とにかくガストンが貫こうとしていた「信じる」という行動が出逢った人々の心を少し動かし暖かくするも、生きていくために悲しい道を選ばなければならない現実が目の前にあったガストンの心が心配になってしまう。 ガストンは今日もきっとどこかで誰かの悲しみを少し癒し続けているんだろうなと思っていたくなる作品だった。
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