商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2008/05/17 |
JAN | 9784062146203 |
- 書籍
- 書籍
メジルシ
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
メジルシ
¥1,320
在庫なし
商品レビュー
3.4
14件のお客様レビュー
高校生になると同時に、両親が離婚することになり、最後に家族で北海道を旅行をして思い出作りをするはずだったーー。 主人公双葉は、親の存在を冷めた目線で観察しながら暮らしていて、友達がいて彼氏がいて自分は幸せだと思っています。本当は、自分を幸せだと思い込むために、友達や彼氏と楽しくし...
高校生になると同時に、両親が離婚することになり、最後に家族で北海道を旅行をして思い出作りをするはずだったーー。 主人公双葉は、親の存在を冷めた目線で観察しながら暮らしていて、友達がいて彼氏がいて自分は幸せだと思っています。本当は、自分を幸せだと思い込むために、友達や彼氏と楽しくし、親を突き放していることに気づいていきます。 両親が抱える辛さを受け入れ、成長していく様子は、痛々しく感じるけれど、若く逞しい双葉の力強さは、気持ちよく嬉しい気さえしました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
両親の離婚、全寮制高校への進学で、別々に暮らすことになる三人の、最後の家族旅行。 健一くんの行動から、ただ好きでいるだけ、ただ優しいだけでは駄目だと感じた。
Posted by
読了から一ヶ月経ったので記憶おぼろげ。だけど、「メジルシ」の意味は覚えてる。痛々しくて。 最近のYA(ヤングアダルト小説)は、親の心理や育った背景にまで迫るのね。おそらく私が小・中学生の頃から森絵都さんを筆頭に始まったであろうYAは、「親は添え物」みたいなものばかりだったので、深...
読了から一ヶ月経ったので記憶おぼろげ。だけど、「メジルシ」の意味は覚えてる。痛々しくて。 最近のYA(ヤングアダルト小説)は、親の心理や育った背景にまで迫るのね。おそらく私が小・中学生の頃から森絵都さんを筆頭に始まったであろうYAは、「親は添え物」みたいなものばかりだったので、深いなと思う。けど、そうだよね、10代の社会なんて学校と家族でほぼ8割を占めているんだから、親の影響力ってすごいんだろう。あの頃は友達を通して親を見る、なんて視点はなかったけど。 草野たきさんの作品は他のも読んでみたいです。
Posted by