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日本をダメにした10の裁判 日経プレミアシリーズ
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日本をダメにした10の裁判 日経プレミアシリーズ

チームJ【編】

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日本をダメにした10の裁判 日経プレミアシリーズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2008/05/08
JAN 9784532260040

日本をダメにした10の裁判

¥935

商品レビュー

3.5

13件のお客様レビュー

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2025/05/14

「日本をダメにした10の裁判」 https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51294718.html

Posted by ブクログ

2025/02/06

著者が考える「日本をダメにした10の裁判」の判例を分析しており、事実関係の整理から問題提起、改善提案をあげている。 著者は法科大学で学んだ友人4人が検事、企業法務弁護士、国家公務員とバラバラな進路を辿った後、共通の問題意識を持ち、最集結しチームとして議論を交わして執筆しているよ...

著者が考える「日本をダメにした10の裁判」の判例を分析しており、事実関係の整理から問題提起、改善提案をあげている。 著者は法科大学で学んだ友人4人が検事、企業法務弁護士、国家公務員とバラバラな進路を辿った後、共通の問題意識を持ち、最集結しチームとして議論を交わして執筆しているようだ。 裁判員制度が始まる前の2008年の書籍だが、現代の社会問題に通ずる問題が多く、先見の明を感じた。それは大変興味深く、また、日本の根深い問題としてあり続けていると感じる。 個人単位で出来ることは少なく、また、個人単位での力は小さいかもしれないが、「知る」こと、リーガルマインドを持つことは、より良い解決策を考えることが出来る様になると思うし、何よりも、個人の身近な問題解決をする為の方法を導いてくれると思う。 期待を込めてあえて挑発的なタイトルにしたとされる『日本をダメにした10の裁判』と裁判所への『7つの具体的提言』は下記の通り。 ・東洋酸素事件 東京高裁S54.10.29 整理解雇の「4要件」の必要性、労働市場の変遷 ・東亜ペイント事件 最高裁S61.7.14 家庭の事情で単身赴任を拒否→就業規則違反→懲戒解雇。 ・代理母事件 「托卵」で産まれた子は産んだ者が「母」となる。 ・痴漢冤罪 状況判断と不透明な取り調べだけの判決 法制度、取り調べの欠陥、警察官や弁護士の態度と気概の低さ ・公務員バリア 公務員が公務で故意・過失により不法行為(交通事故など)をしても個人は(民事上)損害賠償請求されない。国家賠償法により責任は国が負う。 ・企業献金の二律背反性と政治家の癒着 ・ムダな公共事業と「一票の格差」 ・ロッキード事件 首相逮捕から死亡まで、「時間切れ」を狙った様な最高裁の対応の遅さ、不可解さ ・裁判官が「問題提起」するとどうなるか… ・最高裁判官の投票制度 投票時に「棄権」票を投じるができない。最高裁判官の情報が少ない(当時)。 また、7つの具体的提言として、 ①最高裁判官の国民審査の改善→「罷免・信任・棄権」選択できるように ②最高裁裁判官の増員→概算で1620件の事件/年・15人を取り扱っている為 ③最高裁の補助スタッフの民間登用→政治家には秘書がいるから。視野を広くして、外部視点を入れる。 ④職業裁判官よ外に出よ→「外」のことを知った方がよい ⑤裁判例の「耐用年数」の導入→何年も前の判例が現状に則していない ⑥偽証罪の摘発→偽証罪で処罰される事例が極めて少ない。 ⑦裁判所支持率の導入→内閣支持率の様に国民の信を問い、関心を高める。

Posted by ブクログ

2018/10/08

執筆者のチームJというのに敬服した。 東大法学部を卒業し各界の最前線で活躍しながら週末や平日深夜に集まって作られたらしい。自分も今後自分の意見や考えを書物にできるよう精進せねばと思った。 内容としては、裁決というものがが判例に固執していることを理解できたという意味でよかった。

Posted by ブクログ