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鉄道員/ラブ・レター(文庫版) 講談社文庫
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鉄道員/ラブ・レター(文庫版) 講談社文庫

ながやす巧, 浅田次郎

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鉄道員/ラブ・レター(文庫版) 講談社文庫

660

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2004/06/15
JAN 9784062748261

鉄道員/ラブ・レター(文庫版)

¥660

商品レビュー

3.8

9件のお客様レビュー

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2023/12/31

今年の最大の図書館予約ミスであったかもしれない。浅田次郎さんの直木賞受賞作。 映画は、観ましたが、確か小説は読んでいないようなと図書館予約。手元に来たら完全漫画化作品でした。 せっかくなので、もちろん読ませていただく。 雪国の描写や、駅舎の詳細な書き込み等、素晴らしい。そして、昭...

今年の最大の図書館予約ミスであったかもしれない。浅田次郎さんの直木賞受賞作。 映画は、観ましたが、確か小説は読んでいないようなと図書館予約。手元に来たら完全漫画化作品でした。 せっかくなので、もちろん読ませていただく。 雪国の描写や、駅舎の詳細な書き込み等、素晴らしい。そして、昭和な懐かしい画風。どこかで見たような、思い出せず、ながやすさんで検索。 「愛と誠」だ! 鉄道員の厳しい雪国での、堅実な仕事ぶり。 堅実すぎた故の、幼い娘の悲しい死。妻との死別。 彼の前に現れる不思議な少女。 ながやすさんから漫画化を希望したとのこと。 浅田次郎さんもあとがきで、冒頭の幌舞駅の夜の情景を称賛されていましたけど、最初の10ページのカラーページがすごく素敵でした。

Posted by ブクログ

2023/11/08

原作も映画も知らないのでこれが初『ぽっぽや』。 元の話が素晴らしいのは勿論そうなのだろうが、ながやす先生の圧倒的な画力による雪と人物の表現力の凄さよ! あとがきで浅田先生も最大級の賛辞を述べられていた。

Posted by ブクログ

2021/07/25

傑作揃い。同じ作家が書いたと思えないほど、毛色が違う。①、②、④、⑥が好み。 ①鉄道員(ぽっぽや) 純正の北海道鉄道短編。幌舞駅長で一生を愚直に全うした乙松の生き様が胸を突く。 ②ラブ・レター 拘留後、籍を貸しただけの見知らぬ妻が死んだと知らされ、事後対応するうちに。 ③悪魔 ...

傑作揃い。同じ作家が書いたと思えないほど、毛色が違う。①、②、④、⑥が好み。 ①鉄道員(ぽっぽや) 純正の北海道鉄道短編。幌舞駅長で一生を愚直に全うした乙松の生き様が胸を突く。 ②ラブ・レター 拘留後、籍を貸しただけの見知らぬ妻が死んだと知らされ、事後対応するうちに。 ③悪魔 家庭教師の蔭山が悪魔でなければ、最後の巨大鼠か。気紛れに没落させたのかな? ④角筈(つのはず)にて 8歳の恭一を親戚に託し蒸発した父の願いは、恭一の苗字を変えない事ともう一つ。 ⑤伽藍(きゃら) 立花静は潰されたブティックの生霊か。アパレル営業マンの生業を初めて知った。 ⑥うらぼんえ 静岡。供養されるおじいちゃんの代わりに出てきて「落とし前」をつけた。いい話。 ⑦ろくでなしのサンタ イブに釈放された三太は、些少な横領で長くなりそうな北川に同情し、彼の家へ。 ⑧オリヲン座からの招待状 住む場所も心も離れた夫妻が、幼い頃通った映画館の最終興行に向かう。 38年ぶりに再会した友人にこのブクログと②を勧められ、数年ぶりに今回は田中圭の朗読で聴いた。途中から号泣してしまった。多分、数年前、図書館で借りて読んだときも号泣していると思うが、そんな感動する作品を完璧に忘れているような自分の記憶力の錆びつきが恨めしいです。

Posted by ブクログ

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