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それは私です
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新書館 |
| 発売年月日 | 2008/05/10 |
| JAN | 9784403210976 |
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商品レビュー
4.4
10件のお客様レビュー
現実に始まり、どこからか妄想に移行する不思議なエッセイ群、あるいは短編小説集。 たとえば、多数の自分の幽霊に出くわす(「死んでいるかしらRevisited」)、サウナで老人の自分に遭う(「テイク・ファイブ」)、貧乏くさいジャンパーを着ると昔の自分に帰る(「魔法のジャンパー」)、真...
現実に始まり、どこからか妄想に移行する不思議なエッセイ群、あるいは短編小説集。 たとえば、多数の自分の幽霊に出くわす(「死んでいるかしらRevisited」)、サウナで老人の自分に遭う(「テイク・ファイブ」)、貧乏くさいジャンパーを着ると昔の自分に帰る(「魔法のジャンパー」)、真夜中昔の自分の家で中学2年の自分と会う(「チョコレート」)。ノスタルジックな雰囲気も漂う。 本棚の整理をしてもらった(フィリップ・K・ディックのモーレツなファンだった)M君へのレクイエムもある。
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妄想にますます磨きが掛かって、内田百閒を彷彿とさせる域に達していると思う。とはいえこの路線を続けるのはさしもの柴田元幸と言えども難しいらしく、妄想で読ませるパートは前半部だけであとはごくごくオーソドックスなエッセイが並んでいる。文章は流石に達者。何気ない日常からエッセイの種になり...
妄想にますます磨きが掛かって、内田百閒を彷彿とさせる域に達していると思う。とはいえこの路線を続けるのはさしもの柴田元幸と言えども難しいらしく、妄想で読ませるパートは前半部だけであとはごくごくオーソドックスなエッセイが並んでいる。文章は流石に達者。何気ない日常からエッセイの種になりそうなことを切り取って、それを文章化させることが巧い。だから安定して読んでいられる。個人的には(いつも書いていることだが)もっとコアな英米文学の話を読みたいと思わされるのだが、そこは痛し痒しか。スチュアート・ダイベック、読まないと
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翻訳家のエッセイは不思議系が多い気がします。最初の自動翻訳機の話は途中まで本当にあるんだと騙されてしまいました。きたむら氏の挿絵がたいへん良かったです。
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