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チベット潜行十年 中公文庫

817円
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 1982/07/10 |
JAN | 9784122009431 |
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チベット潜行十年
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チベット潜行十年
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
チベット関係の本はこれが初めてではなく、いつもながら衛生についての記述には閉口させられる。今は大分違っているのだろうが、こういう環境に人間が生きていたということが信じがたい。 こういう環境で生きていこうとすれば、宗教が栄えるのも解らないわけではない。 そういう環境に外部か...
チベット関係の本はこれが初めてではなく、いつもながら衛生についての記述には閉口させられる。今は大分違っているのだろうが、こういう環境に人間が生きていたということが信じがたい。 こういう環境で生きていこうとすれば、宗教が栄えるのも解らないわけではない。 そういう環境に外部から入っていき十年暮らしたって、一体どんなんだと寧ろそっちに興味が湧く。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
昭和十八年から二十五年まで、中国の奥地からラサに至る道で重宝活動をおこなった青年の自叙伝。モンゴル語とチベット語を学び、僧侶に紛争しながら最後はインドに到着。インドに到着したころには日本は敗戦を迎えており、イギリスの諜報機関の手先となり再びラサへむかい、何度もラサとインドを往復する。最初は日本軍が路銀をくれたのだた、それも尽き、日本との連絡方法もないまま。青年個人の考えと観察眼として、知力と体力で乗り切る。チベットの独立が成功していたらこの木村さんは大英雄となっていた節がある。しかし歴史の織りなすあや糸はそうはならなかった。 単行本の後ろになった追悼文などをよむと木村さんがチベットで重要人物であったことがわかる。なかんか稀有な本。
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急峻な山や雪原、ほとんど歩きでたまにラクダ。昭和18年から、ラマ僧に化け蒙古からチベットそしてインドまで調査もかねて踏破する。新聞記事に日本の船が停泊中であるのを見つけ望郷の念にかられるあたりはしみじみとする。昭和25年帰国。
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