商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2008/04/09 |
JAN | 9784167710088 |
- 書籍
- 文庫
小判商人
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小判商人
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
源太郎や麻太郎、千春の活躍が多くなり、いよいよ世代交代を感じさせる。印象に強く残ったのが最後の『初卯まいりの日』。一番ページ数の少ない短編ながら、親子の名乗りも出来ず、すれ違いつつも互いを思い合う母と息子の切なさが胸を打つ。
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旧の御宿かわせみシリーズで、唯一読んでいなかった 「小判商人」 を、文庫になった(「十三歳の仲人」 の文庫化からおよそ1年もかかっています)のを機会に読みました。子供たちが、仕舞(略式の舞)を習うところなど、興味深い話もありますが、表題作の 『小判商人』 は、かなりわかり辛いです...
旧の御宿かわせみシリーズで、唯一読んでいなかった 「小判商人」 を、文庫になった(「十三歳の仲人」 の文庫化からおよそ1年もかかっています)のを機会に読みました。子供たちが、仕舞(略式の舞)を習うところなど、興味深い話もありますが、表題作の 『小判商人』 は、かなりわかり辛いです。 旧シリーズの最後 「浮かれ黄蝶」 や 「新・御宿かわせみ」 を読んだ後だと、この頃から閉塞感が強く出てきているのがわかります。登場人物が躍動していません。『明石玉のかんざし』 や 『手妻師千糸太夫』 はまずまずですが、『文三の恋人』 は、尻切れとんぼの感じで、『初卯まいりの日』 は、少々物足りない。
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久しぶりに読んだこのシリーズ。相変わらず東吾さん、独身の飄々者みたい。おるいさん、一人妻に母に女将にたいへんだわ。と主婦目線でみてる自分がいた。これから読んだらこの前の32冊読もうと思わなかったかもしれない。表題作、小判商人の事件は、時代が変わって来たなぁと思わされた。
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