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大和ごころ入門 日本の善によって現代の悪を斬る
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大和ごころ入門 日本の善によって現代の悪を斬る

村上正邦, 佐藤優【著】

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大和ごころ入門 日本の善によって現代の悪を斬る

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 扶桑社
発売年月日 2008/04/03
JAN 9784594055844

大和ごころ入門

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商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2018/10/28

【由来】 ・はじめてのマルクス 【期待したもの】 ・右翼と左翼の話が引用であり、面白かった。84ページ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・

Posted by ブクログ

2014/10/03

―――――――――――――――――――――――――――――― 親父が私に教えたのは<男はどんな環境にあってもその環境を楽しむ心を養え>ということでした。(村上)18 ―――――――――――――――――――――――――――――― 「もしそうじゃなければ、これはそのまま続けないといけ...

―――――――――――――――――――――――――――――― 親父が私に教えたのは<男はどんな環境にあってもその環境を楽しむ心を養え>ということでした。(村上)18 ―――――――――――――――――――――――――――――― 「もしそうじゃなければ、これはそのまま続けないといけない。バッチというのは、付けるのも外すのも簡単じゃない」69 ―――――――――――――――――――――――――――――― 福田さんに至っては、何を言わんや。彼の言葉には生命力はもちろん、温かみすら感じられません。言葉は政治家にとっての魂なんですよ。(村上)121 ―――――――――――――――――――――――――――――― 皇室におわします方々は「私」を超越した存在でなくてはいけません。天皇というのは、個人の人生を生きる存在ではないのです。(村上)150 ―――――――――――――――――――――――――――――― 日本の思想はどうしてヤワになってしまったか。先にも話しましたが、私は思想と哲学は違うと思うんです。 未熟なものでもいい、生き死にに関係してないといけない。そうじゃないと、思想じゃないんですよね。 だから思想っていうのはどこか必ず、戦争の要素が入っているんですよ。(佐藤)170 ―――――――――――――――――――――――――――――― 村上先生の限りなき魅力というのはそういう根源的な反省をする姿勢があるところですね。(佐藤)176 ―――――――――――――――――――――――――――――― ヘーゲルがこう言ってるんです。「ミネルバの梟は宵闇をもって飛び立つ」と。 理屈っていうのは全部終わったときに初めてわかるんだと。(佐藤)196 ――――――――――――――――――――――――――――――

Posted by ブクログ

2011/12/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【推薦】  現代日本では南北朝の歴史が繰り返されている。国家権力中枢で日本の生の姿に触れ、国家に裏切られた二人が語るこの国の形とは。北畠親房『神皇正統記』を通して、日本をいかに中興するのか、いかに強い日本へ維新できるのかを考える。南朝の歴史を追体験しつつ、日本を日本たらしめる見えないものへの畏敬を通して、吉野の地において自らの再起を賭ける。国士二人の決意表明の書。 【解説】   本書で両者が共有するのは今の保守の安っぽさ、この国の政治の言葉遊びや乱れ、さらに国体の瓦解に対する危機意識である。それは「保守」の側から近代主義への賞賛が生まれ(新自由主義が生じ)、小泉政権が誕生したことに端を発する。靖国参拝でシンボル操作を行ないながら、経済合理性で測れないものを「無駄」と切って捨て、結果的に強い者をより強くし、日本社会の貧困化を許したこと。また保守待望の安倍政権が短期間のうち自己の弱さから崩壊したこと。これら6年間の日本政治の動きを歴史から解釈する。  国体の崩壊を、国家の弱体化、権力と金の密接な結びつきと交換可能性への危機意識を共有し、日本の神話、文化、伝統など経済合理や時空を超えた、見えないもの、書き表せないものへの敬意、畏敬の念など日本の大和ごころを再確認しようという本である。   【評価とコメント】★3  佐藤優氏の思想に村上正邦氏の生き様、政治観を通して思想と哲学の違いや、国体と憲法、愛国心と自然観などについてなど、個人的には考えるきっかけになる主張が多々あり、考えの基本、起点として大変参考になった個所が多かった。また両者の考えに多く同意出来る個所があった。  ただ、対話、対談ものにはつきものだが、カバーする範囲が広過ぎる点が問題で—南北朝、皇室(典範)、憲法、愛国心、政治、新自由主義、神話、思想…—もう少し絞った方が読み易い。また、入門をどう解するかによるが、万人に勧めることが果たして出来るのか否か…もちろん天皇あっての日本国であり、それが国体を貫く=国家の中心であり中道思想と解すことは論理的であるものの、やはり一般的には本書は右翼思想本だと解されてしまうきらいがある。  尤も本書を読めば、先祖を敬うことや文化伝統への畏敬など当たり前のことが、右翼の専売特許のようになっている今の日本の座標軸が異常な位置にあり、現代が日本の歴史の中で異様であることを再確認出来るという意味はあるかもしれない。筆者らは日本の思想が世界に認められるためには「通じる言葉」にしなくてはならないと言うけれど、本書の内容は日本で「通じる言葉」をもつのか否か、現時点では疑わしい。では保守の側はいかにその「通じる言葉」を主体的に創り、中興、維新できるのかとなると直接的には述べられず、話が自分たちの裁判に流れてしまっている点が残念である。(本書の文脈からすると一所懸命に自分の職分を全うすることか突破口となると解せられるが…)  そうした点で、国策捜査で権力を負われた二人という特殊な存在が生んだ企画ものとして本書は読まれるべきだろう。本書で何かが生まれる、昇華した結果、全く新しい見方が見えるというものではなく、一部の解釈を除き、大筋で一致するそれぞれの保守思想を、「そうだね、うんうん」と確認し合いながら話が進む点が特徴—対話より談話に近い。しかしそれゆえ、1+1=2以上のものになっておらず、対談形式よりも同様の分野について各々が出した本を読んでみたい。

Posted by ブクログ

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