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物の本質について 岩波文庫
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物の本質について 岩波文庫

ルクレーティウス(著者)

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物の本質について 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1998/11/01
JAN 9784003360514

物の本質について

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商品レビュー

4.1

9件のお客様レビュー

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2025/01/03

私がよく読むセネカやプルタルコス、モンテーニュ等がこぞって本書から引用しているため読了。あらゆる事象を極小の原子による事象と捉え、多様な根拠をもとに原子の特性や限界を論理的かつ正確に追求する姿勢には脱帽である。これが2000年以上も昔の、微生物よりも神々の方が存在を信じられていた...

私がよく読むセネカやプルタルコス、モンテーニュ等がこぞって本書から引用しているため読了。あらゆる事象を極小の原子による事象と捉え、多様な根拠をもとに原子の特性や限界を論理的かつ正確に追求する姿勢には脱帽である。これが2000年以上も昔の、微生物よりも神々の方が存在を信じられていた時代に執筆されたとは、驚きでしかない。 ただ、私が手に取った本は約70年前の昭和39年発行のもので、旧字体がとにかく読みづらい。とても良い本なだけに、新訳の出版を期待するばかりである。

Posted by ブクログ

2024/09/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

エピクロスを神とあがめる詩人ルクレティウスの作品。原子の働き、精神と体の働き、自然現象の成り立ち等について書いてある(未完のため倫理学関連の記述はない)。神は人間世界には不干渉であるとの思想のもとに、自然について神話に頼らず当時の水準で科学的に解き明かしている。空気抵抗や色と光の関係など、何千年も前の記述とは思えない水準のものも。神は不干渉と言いながら、各章の初めには必ず神への賛美と力添えを願う歌があるのがちょっと面白い。注によれば叙事詩の形式的なものとのことだが、本人はどう思っていたんだろう。 エピクロスやプリニウスが地震は風が起こすものだと言っているのがいまいちわからなかったのだが、ルクレティウスが地面の下に空洞があり、そこで風が活動しているという考え方を詳しく説明してくれたのでようやく意味が分かった。ありがとうルクレティウス。懇切丁寧な印象の作品なので、倫理学関連のところも読んでみたかったなあ。

Posted by ブクログ

2024/08/22

ルクレーティウスは古代ローマのエピクロス派の哲学者です。同時代人にはあのカエサル(前100-44)やキケロ(前106-43)がいます。 私はこの作品を読み衝撃を受けました。 「2000年以上も前にすでにこんなことを言っていた人がいたのか!」とそれこそ度肝を抜かれました。 本...

ルクレーティウスは古代ローマのエピクロス派の哲学者です。同時代人にはあのカエサル(前100-44)やキケロ(前106-43)がいます。 私はこの作品を読み衝撃を受けました。 「2000年以上も前にすでにこんなことを言っていた人がいたのか!」とそれこそ度肝を抜かれました。 本紹介で「エピクロス哲学の原子論的自然観を詳述した科学的啓蒙書として現在無二の史料的価値をもつ作品である」と述べられているように、この作品は科学的思考が書かれた作品です。 恐るべき人物が古代ローマにいました。 古代ローマの文化水準の高さに改めて驚いた読書になりました。

Posted by ブクログ