商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2008/03/27 |
JAN | 9784093862134 |
- 書籍
- 書籍
薔薇のない花屋
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
薔薇のない花屋
¥1,430
在庫なし
商品レビュー
3.9
15件のお客様レビュー
ドラマ「薔薇のない花屋」のノベライズ。 たった一人で血の繋がらない娘・雫を育ててきた英治。 瑠璃の父であり、雫の祖父でもある安西からの憎しみを一身に負って、それでも静かに耐えてきた英治。 美桜との出会い、愛して、裏切られて、それでも全身で美桜を愛し続ける英治。 無償の愛というもの...
ドラマ「薔薇のない花屋」のノベライズ。 たった一人で血の繋がらない娘・雫を育ててきた英治。 瑠璃の父であり、雫の祖父でもある安西からの憎しみを一身に負って、それでも静かに耐えてきた英治。 美桜との出会い、愛して、裏切られて、それでも全身で美桜を愛し続ける英治。 無償の愛というものがあるとすれば、英治の愛し方はまさにこれだ。 雫の将来を思い、美桜の父への願いを思い、英治はそのたびに自分が犠牲になる道を選んでいく。 たぶん英治には、「犠牲になる」といった考えは少しもないのだろう。 切なくて哀しくて、やりきれなくて。 最後に英治の優しさがきちんと「幸せ」に結びついて本当に良かった。
Posted by
野島伸司らしい優しい世界と黒い世界。お花屋さんの優しさは底抜けの優しさで、その優しさがまわりを少しずつ幸福にしていく。 世界がそんな風であればいいなって小さい頃思ったなって思い出す。聖者の行進や未成年、野島伸司の優しい世界は今も私の憧れ。
Posted by
久々に読んだ野島作品。ずっしり重く深かったです。 家族愛と恋愛からはじまり、果ては人類愛へとつながっていく大きなテーマを描いたストーリー。 周囲の人を信じられず、孤独に上を目指す人生を歩む者と、愛情から周囲に幸せを分け与えることを惜しまず、慎ましやかな人生を歩む者。 対照的な...
久々に読んだ野島作品。ずっしり重く深かったです。 家族愛と恋愛からはじまり、果ては人類愛へとつながっていく大きなテーマを描いたストーリー。 周囲の人を信じられず、孤独に上を目指す人生を歩む者と、愛情から周囲に幸せを分け与えることを惜しまず、慎ましやかな人生を歩む者。 対照的な二人の人生を通して、愛の本質に迫る。大人の恋愛小説です。
Posted by