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世界の歴史(3) 中世ヨーロッパ 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 1974/12/10 |
| JAN | 9784122001688 |
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世界の歴史(3)
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世界の歴史(3)
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商品レビュー
4.5
6件のお客様レビュー
3巻ではゲルマン民族の大移動からレコンキスタの完了までを描く。ここで軸となるのは法王権力の勃興と発展、そして衰退であろう。王権がまだ完全でなかった時代、カトリックという宗教が中世ヨーロッパにおける一番のまとまりであった。自然に法王の権力も高まっていく。王権も時折これに対抗するが、...
3巻ではゲルマン民族の大移動からレコンキスタの完了までを描く。ここで軸となるのは法王権力の勃興と発展、そして衰退であろう。王権がまだ完全でなかった時代、カトリックという宗教が中世ヨーロッパにおける一番のまとまりであった。自然に法王の権力も高まっていく。王権も時折これに対抗するが、カノッサの屈辱に現れるように中世中盤までは覆すには至らなかった。 変化があったのは13世紀に入ってからである。十字軍によって法王の権力に衰退が見られ、またイギリスやフランスにおいては王権が伸長し、アヴィニョン捕囚に見られるように逆転現象が起こる。ドイツやイタリアでは未だに中央集権は成り立たないものの、イギリスとフランスは百年戦争を機に王権を確立させ、スペインとポルトガルがレコンキスタによってそれに続く。法王は一諸侯にまで落ち、怒涛の近世がここから始まってゆく。 よく中世ヨーロッパは暗黒時代であるという言説が聞かれ、近年そのイメージが覆されつつあるが、本書は初版が60年以上前にも関わらず暗黒時代というイメージを抱かせない。人々が逞しく生きていく様を映し出している。あのイメージはどこからでたものなのだろうか?
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中央公論社の旧版「世界の歴史」の第3巻目。375年のフン族から始まるゲルマン民族の大移動から1377年のアヴィニョン捕囚までを掘米庸三が担当、後半の百年戦争を経てイギリス、フランスで統一国家が整備される15世紀までを当時掘米庸三の門下生だった木村尚三郎が担当している。 政治史、...
中央公論社の旧版「世界の歴史」の第3巻目。375年のフン族から始まるゲルマン民族の大移動から1377年のアヴィニョン捕囚までを掘米庸三が担当、後半の百年戦争を経てイギリス、フランスで統一国家が整備される15世紀までを当時掘米庸三の門下生だった木村尚三郎が担当している。 政治史、宗教史、経済史がバランスよく書かれており、比較的わかりやすい。ゲルマン民族をただの蛮族とせずにローマとの交易を通じて民族大移動前から文明化されていたと公平な記述がされている。堀米庸三がカール大帝を大好きらしく、カール大帝の章で文章が乗っていたのが可笑しかった。学説的にはイスラム勢力に地中海を奪われたことでヨーロッパが成立したとするピレンヌ史観の影響が色濃く、古いかもしれない。50年前以上に出た本なのでその点は仕方ないが。文章は学者としてはうまくとても読みやすい。ただ如何せん375年から15世紀と千年以上に渡り歴史が書かれているのでなかなか頭の中で整理がつかないのが難点だ。あと学名が古いので読む時ときはネットとかで用語の確認は必須である。 今だと中世ヨーロッパに関する手頃な新書等がたくさんあるので、そちらを中世ヨーロッパ史の入門としたほうが良いかもしれない。図書館にあったら読むぐらいかなあ。
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中世ヨーロッパ史の概略をつかむのに適している。政治・文化・社会の記述のバランスがとても良い。中世ヨーロッパの歴史の躍動する展開が生き生きと描かれている。中世ヨーロッパに対して興味をひかれる文章で、理解しやすい記述。文字が小さいことと、内容や表現に古さのある箇所など気になる点もある...
中世ヨーロッパ史の概略をつかむのに適している。政治・文化・社会の記述のバランスがとても良い。中世ヨーロッパの歴史の躍動する展開が生き生きと描かれている。中世ヨーロッパに対して興味をひかれる文章で、理解しやすい記述。文字が小さいことと、内容や表現に古さのある箇所など気になる点もあるが、中世ヨーロッパ史への良き案内人になってくれる一冊。
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