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三橋一夫ふしぎ小説集成(1) 腹話術師
2,640円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 出版芸術社 |
発売年月日 | 2005/10/20 |
JAN | 9784882932819 |
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三橋一夫ふしぎ小説集成(1)
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三橋一夫ふしぎ小説集成(1)
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雑誌『新青年』で活躍した三橋一夫のふしぎ小説。23の短編からなる短編集だ。三橋自身が私小説だと言うように生活に苦労した三橋一家をモデルに彼の妄想を小説にしたような「勇士カリガッチ博士」「招く不思議な木」「ばおばぶの森の彼方」「親友トクロポント氏」などの作品。もうひとりの自分と逃避...
雑誌『新青年』で活躍した三橋一夫のふしぎ小説。23の短編からなる短編集だ。三橋自身が私小説だと言うように生活に苦労した三橋一家をモデルに彼の妄想を小説にしたような「勇士カリガッチ博士」「招く不思議な木」「ばおばぶの森の彼方」「親友トクロポント氏」などの作品。もうひとりの自分と逃避願望を描く「鏡の中の人生」や「戸田良彦」「まぼろし部落」。ほとんど脳内で起きてるもうひとつの世界が現実に入り込んで来る三橋一夫の世界なのだ。彼のコンプレックスや願望や焦りが反映されてストーリーが作られる。それでも表題作「腹話術師」のような気味の悪いふしぎな話は秀逸だ。列車の中で話しかけて来た奇妙な男は腹話術の芸人で、腹話術を始めたなんとも奇妙な事件を話し出す。ファンタジーと私小説の中間というのだろうか。かなり面白い
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