商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2000/08/10 |
JAN | 9784091924711 |
- コミック
- 小学館
赤色エレジー
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赤色エレジー
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商品レビュー
4.2
10件のお客様レビュー
林静一の絵が好きで漫画と読んでみようと思った。 ガロど真ん中でびっくり。 小梅ちゃんとはまた違う世界だけど、この内面世界の毒っぽさや寂しさや怒りが色気を生み出しているのだなと、どこか納得した。 赤色エレジーもすごくよかったし、赤とんぼもとても好きだった。
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読んでいて、なんだか、ポカーンとしちゃった一冊(^^ゞ たぶん。ノスタルジー? なんだろーなーと思うんだけど……。 例えていうならば、川瀬巴水の絵を見た時のような、記憶にない光景なのに、なぜか湧き起こってくる、あのなんとも言い難い感情とよく似ている。 ただ、川瀬巴水の絵に描か...
読んでいて、なんだか、ポカーンとしちゃった一冊(^^ゞ たぶん。ノスタルジー? なんだろーなーと思うんだけど……。 例えていうならば、川瀬巴水の絵を見た時のような、記憶にない光景なのに、なぜか湧き起こってくる、あのなんとも言い難い感情とよく似ている。 ただ、川瀬巴水の絵に描かれている情景というのが、記憶にありようがないくらい昔なのに対して、この『赤色エレジー』は微かにその情景を思い描ける時代の情景だ。 と言っても、たぶん、直接記憶しているのではなくて。 おそらく、子供の頃に見たテレビでやっていたドラマや映画、あるいはドキュメンタリー等の映像を介しての記憶なんだと思う。 この本はある方の本棚に著者の別の本があったのを見て知ったのだが、やはり、その方の本棚にあった『俺たちの勲章』で出てきた当時の街の風景や、登場人物たちの心象と重なっているような気がする。 (『俺たちの勲章』は、この本の時代よりも5、6年以上後だと思うが、それでも風景や心象は繋がっているように思う) あるいは、子供の頃、今のテレビ東京で土曜日の夜にやっていた日本映画のそれこそATGで描かれていた情景とか。 あと、去年再放送していた『新日本紀行』のあのテーマ曲を聴いた途端、沸き起こってくる心のさざめきとか。 そう。曲と言ったら、この本が描かれたのは「はっぴいえんど」があった時と重なっているが。 この本で描かれているそれは、あの時代より後を向いている2ndの『風街ろまん』よりも、1stの「はっぴいえんど(いわゆる「ゆでめん」)」に近い。 ていうか、「はっぴいえんど」よりは、『神田川』や『22才の別れ』の世界なんだろうけどさw ただ、その辺となると、ラジオから流れていたのを聴いたくらいなんで、よくわからない(^^ゞ そんな、たんに「昭和」って言うんでない、もっとピンポイントな“その時代”のノスタルジー(?)が、夜中に布団の中で外の豪雨を聴いている時のような何とも言えない安堵感をくれる。 そんな本(^^)/ ただ、1回読んだくらいじゃ理解出来ないのかなーとも思った。 ま、“コンテンツ”なわけで、理解出来る/出来ないっていうのも変で、要は自分がいいと思うか/そうじゃないか感じれば、それでいいことなんだけどさ。 とはいえ、「赤色エレジー」以外の話はよくわからなくて。 なんだか、昔見た「ツィゴイネル・ワイゼン」を思い出した。 読んでいて、ポカーンとしちゃったのはそういうこともあるのかもしれない。
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難しい……! これをまた読んだ時に理解度が上がるように生きていきたい、と思った。 私の親が生まれてない時代の作品で、もしかしたら祖母祖父なら何かわかるかもしれないが想像もつかない。 だが、男女の情というものが少しだけわかった気がした
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