ビートたけしのウソップ物語

ビートたけし(著者)

• 販売会社／発売会社: 瑞雲舎
• 発売年月日: 2001/07/10
• JAN: 9784916016348

商品レビュー

2013/11/15

昔々おじいさんとおばあさんがいませんでした。
とか、
勢い良く包丁いれたら桃太郎が真っ二つになりました。
とか。

”馬鹿なことばっか言ってんじゃない！”
と親から怒られそうな、子供が喜ぶくだらない話。
２０分で読み切りました。

みんな知ってる童話を、毒舌でギャグにしてます。
”赤信号みんなで渡れば怖くない”みたいな実も蓋もないｷﾞｬｸﾞ｡

でも定価1,300円出して買った人は内容の薄さに倒れそうになるだろうな。
しょうがないから、”イラストが豪華”とか、”さすがたけしは面白い”なんて言ってみて自分を慰めるしかないよね。
ビートたけしにハズレはないなんて信じるなってこと。
あ、それがたけしからの一番の教訓だったりして。
裏表紙だと表紙の人がペロリと舌出してるし。

蟻がキリギリスに搾取される話を載せてるのは、たけしの人の良さが出てる気がします。
この本を買った時点で蟻とキリギリスの構図が出来上がってることを気付かせようとしてる気がしますが、うがった見方でしょうかね。

いろいろ偉そうなこと言いましたが、しっかり笑わせていただきました。

2013/03/27

天才！というか、奇才。
たけしがそうであることをまさに感じさせてくれる一冊。

通常の童話に対して独自の解釈を、
物語に添えるコメントで示してみたり、勝手なアレンジで作り話してみたり、
お得意のユーモア(ブラック多め)がぎっしり☆

思わずクスリと笑ってしまうこと間違いなしだけど、
自分の子供が小さいうちには、きっと読ませたくない一冊w

2011/11/05

長新太さんの表紙を見て手に取ると中には有名な画家さんたちの絵がいっぱい、うれしくって購入しました。
絵本としては、文章のユーモアは長さんにはビートたけしも勝てません。長さんは偉大です。