商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1979/02/10 |
JAN | 9784061583443 |
- 書籍
- 文庫
釈尊のさとり
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釈尊のさとり
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
「悟り」と言うと、「お前みたいな凡人が無理だろう」と言われるし、 そもそも「私なんかがとてもムリ」と諦めるのが普通の反応です。 でも、「悟り」は日々安らかに暮らす方法だったはずです。 でなければ、自分が悟った後に、ブッダが説法しようと思うはずが有りません。 せっかくみんなを幸福...
「悟り」と言うと、「お前みたいな凡人が無理だろう」と言われるし、 そもそも「私なんかがとてもムリ」と諦めるのが普通の反応です。 でも、「悟り」は日々安らかに暮らす方法だったはずです。 でなければ、自分が悟った後に、ブッダが説法しようと思うはずが有りません。 せっかくみんなを幸福にしようと思ったブッダの思いが全く無視されている、 とても残念な状況です。 この本を読むと、「こんな難しい事は悟れない」と言い訳するためなのか、 ブッダが悟った事に対する解釈だけが、死後ドンドン複雑になっていったのが分かります。 いったい、ブッダが何を悟ったのか、僕たちも同じように「平穏に暮す方法は手に入れる事ができるのか」,興味は尽きません。
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>生は苦なり、老は苦なり、病は苦なり、死は苦なり…。貪りの心があると苦が生ずる。渇愛滅すれば苦もまた滅する。渇愛を滅する方法は、正しい見方、身・口・意のいとなみを正しくすること、正しい生き方、正しい修行のいとなみ…。生老病死という、避けられないものがあることを認め、それを受け入れ...
>生は苦なり、老は苦なり、病は苦なり、死は苦なり…。貪りの心があると苦が生ずる。渇愛滅すれば苦もまた滅する。渇愛を滅する方法は、正しい見方、身・口・意のいとなみを正しくすること、正しい生き方、正しい修行のいとなみ…。生老病死という、避けられないものがあることを認め、それを受け入れて苦と共に生きる。欲することは得られないことによって、得ることは失うことによって苦に転ずることを認め、貪らないように生きる。自分にこだわると自分の苦が大きくなってしまう。自分へのこだわりを捨てると自分の苦しみが相対的に小さくなる。 釈尊が到達された覚りの境地に、考え方だけを手掛かりに挑むのは無理があると思いますが、考え方を知らなければ、直感も得られない?お釈迦さまの人物像は、美しく描かれているのでしょうが、本当に知れば知るほど魅力的な方ですよね。相手に寄り添うということは、自信があるから出来ること…。
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ブッダの菩提樹でのさとりから初転法輪の場面に焦点を絞り、その時ブッダの心に起こっていたことを丁寧に描き出す。その描写の根拠となる仏典もきちんと示しており説得力がある。
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