商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2008/02/29 |
JAN | 9784087712155 |
- 書籍
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路傍
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商品レビュー
3
9件のお客様レビュー
初の東山彰良さん。 「あの穏やかなお人がこれをっ?」 という驚きと、善良ばっかりが好きなつまんない自分へのがっかり君感。 でも時々「これは真理!」と感じる事にも出会える。 益々興味が出てきた。 ☆の評価が難しい。 読み飛ばしちゃうくらい嫌なお話だけれど、 何故か惹かれてし...
初の東山彰良さん。 「あの穏やかなお人がこれをっ?」 という驚きと、善良ばっかりが好きなつまんない自分へのがっかり君感。 でも時々「これは真理!」と感じる事にも出会える。 益々興味が出てきた。 ☆の評価が難しい。 読み飛ばしちゃうくらい嫌なお話だけれど、 何故か惹かれてしまう。
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東山彰良氏の『路傍』を読了。この小説を好きになる人は少ないだろう。読み始めて思い出したのがビートたけしの映画『アウトレイジ』と馳星周氏の小説だ。彼らの作品も都会にうごめく暴力ででしか自分の存在意義を他に示す事の出来ない人間を描いた無い作品があるが、やはり彼らの作品をどうしても好き...
東山彰良氏の『路傍』を読了。この小説を好きになる人は少ないだろう。読み始めて思い出したのがビートたけしの映画『アウトレイジ』と馳星周氏の小説だ。彼らの作品も都会にうごめく暴力ででしか自分の存在意義を他に示す事の出来ない人間を描いた無い作品があるが、やはり彼らの作品をどうしても好きになれない人も多いだろう。本作品の著者もまったく好かれようなどとは思っていないと思われる。この作品の主人公達も船橋市にうごめく危ない男達で、作品には暴力が満ちあふれている。かれらが数々の危ない商売に足を踏み入れ、めちゃめちゃな行動力でもって突き進むのだが、やはり暴力でもってかならず仕事がだめになってしまう。徹底的に考えないかれらの潔さが清々しいし、未来の見えない毎日を突き進む彼達が最後にはかわいらしく思えてくる。なかなか人には勧められないが、この人の他の作品も読んでみたくなった。
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前に一度読んでいた作品。物語の途中で、ソープ嬢が、「私を漢字1文字で例えると何?」と聞くシーンがあるが、そこで思い出した。あっ!読んだことあったと。 この物語を漢字1文字で言うと、「渇」もしくは「虚」。 とにかく悪い2人組が悪いことをやっていくだけの話のようだが、その日暮らしの2...
前に一度読んでいた作品。物語の途中で、ソープ嬢が、「私を漢字1文字で例えると何?」と聞くシーンがあるが、そこで思い出した。あっ!読んだことあったと。 この物語を漢字1文字で言うと、「渇」もしくは「虚」。 とにかく悪い2人組が悪いことをやっていくだけの話のようだが、その日暮らしの2人の生き方がなんともカッコいい。バーボンとビールのチェイサーもやりたくなった。
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