- 新品
- 書籍
- 文庫
人に聞けない大人の言葉づかい 中経の文庫
544円
獲得ポイント4P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中経出版 |
発売年月日 | 2008/02/28 |
JAN | 9784806129738 |
- 書籍
- 文庫
人に聞けない大人の言葉づかい
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
人に聞けない大人の言葉づかい
¥544
在庫なし
商品レビュー
3.2
26件のお客様レビュー
請求記号 B810.4-トヤ(文庫) 資料番号 300236775 新潟医療福祉大学図書館 蔵書検索(OPAC) https://library.nuhw.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&am...
請求記号 B810.4-トヤ(文庫) 資料番号 300236775 新潟医療福祉大学図書館 蔵書検索(OPAC) https://library.nuhw.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=1000063202&opkey=B158831828128913&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=50&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=0
Posted by
”タイトルだけならスルー本だが外山さんが書いてるってことで購入。普段なにげなく使っている言葉に対して再発見&再認識あり。 ・手紙は、三つの部分に分かれる (p.26) 前文(拝啓+時候のあいさつ+相手の安否をたずねることば) 主文(本文) 結文(A.終わりのあいさつ、B.結...
”タイトルだけならスルー本だが外山さんが書いてるってことで購入。普段なにげなく使っている言葉に対して再発見&再認識あり。 ・手紙は、三つの部分に分かれる (p.26) 前文(拝啓+時候のあいさつ+相手の安否をたずねることば) 主文(本文) 結文(A.終わりのあいさつ、B.結びのことば、C.日付、D.書名、E.あて名) ・はがきは手紙ではないから、「拝啓」はいらないし、「敬具」もつけない。他見をはばかるようなことは書かないのが礼である。(p.27) ・かけ方をよく知らないうちに電話が普及して、勝手なかけ方をしている。小学校あたりで教えたらいいが、教える教師自身が、しつけを受けていないのだから、それこそ話にならない(p.59) #家庭できちんと教えるべし! ・うわさを当事者に話すとき、だれだれがこういった、ああいった、と直接話法で話すのは禁物である。ベールをかけ、ボカすのが常識だが、これまた教えてくれる人がいない。苦い経験で教えてもらうのである。経験は最上の教師だが、授業料はめっぽう高い(トーマス・カーライスのことば)。 (p.125) ★日ごろから、エレガントな話題をつくるように心がける。本や雑誌、あるいは人からきいたおもしろいトピックをメモしておく。それに自分なりの料理を加えて、話せば、あの人はおもしろい、といわれる。(p.132) ★つまり、わたくし、わたくしども、あなた、などはすべて、名詞(ご来駕)や動詞(賜わる)の中へ包みこんでしまうのが、日本語である。(p.140) ・「ご本を読んでいます」というのでは敬語不足だ。著者が目下だったらこれでよいが、そうでなければ、「ご本を拝読させていただいております」でないといけない。読む、は直接的であるが、拝読させていただいている、は間接的になる。直接より間接のほうが丁寧になるのはことばの常識である。(p.169) ★美しいことばというのは、見た目の華やかなことばのことではない。きいた人にこころよくひびくことばである。(p.176)”
Posted by
大人の言葉遣いとは、日本語が本来持ち合わせている、他人への気遣いや、出すぎない謙虚な心を、言葉を以って表現するという事だろう。最初読んでいて、よくある老人が最近の若者は。。。といった苦言だけのエッセイだと思い、途中で読むのをやめようかともも思ったが、完読してそうではないとわかった...
大人の言葉遣いとは、日本語が本来持ち合わせている、他人への気遣いや、出すぎない謙虚な心を、言葉を以って表現するという事だろう。最初読んでいて、よくある老人が最近の若者は。。。といった苦言だけのエッセイだと思い、途中で読むのをやめようかともも思ったが、完読してそうではないとわかった。むしろ、著者は、言葉は時代と共に変化するものである、数多の事例を挙げてそれを肯定している。御前は、ほんらい尊敬語であったが、現代は上から目線での言葉となってしまっているなど。しかしながら、著者が言いたいのは、会話や文章において、日本人が培ってきた心の部分まで失われていく事に対する危惧であろう。年齢や立場にふさわしい物言いは、当然あるべきであり、これは日本語だけに限らず英語でも同じだ。一読の価値はあったと思う。
Posted by