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人に聞けない大人の言葉づかい の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2020/05/01

請求記号 B810.4-トヤ(文庫) 資料番号 300236775 新潟医療福祉大学図書館 蔵書検索(OPAC) https://library.nuhw.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&am...

請求記号 B810.4-トヤ(文庫) 資料番号 300236775 新潟医療福祉大学図書館 蔵書検索(OPAC) https://library.nuhw.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=1000063202&opkey=B158831828128913&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=50&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=0

Posted byブクログ

2019/08/15

”タイトルだけならスルー本だが外山さんが書いてるってことで購入。普段なにげなく使っている言葉に対して再発見&再認識あり。 ・手紙は、三つの部分に分かれる (p.26)  前文(拝啓+時候のあいさつ+相手の安否をたずねることば)  主文(本文)  結文(A.終わりのあいさつ、B.結...

”タイトルだけならスルー本だが外山さんが書いてるってことで購入。普段なにげなく使っている言葉に対して再発見&再認識あり。 ・手紙は、三つの部分に分かれる (p.26)  前文(拝啓+時候のあいさつ+相手の安否をたずねることば)  主文(本文)  結文(A.終わりのあいさつ、B.結びのことば、C.日付、D.書名、E.あて名) ・はがきは手紙ではないから、「拝啓」はいらないし、「敬具」もつけない。他見をはばかるようなことは書かないのが礼である。(p.27) ・かけ方をよく知らないうちに電話が普及して、勝手なかけ方をしている。小学校あたりで教えたらいいが、教える教師自身が、しつけを受けていないのだから、それこそ話にならない(p.59) #家庭できちんと教えるべし! ・うわさを当事者に話すとき、だれだれがこういった、ああいった、と直接話法で話すのは禁物である。ベールをかけ、ボカすのが常識だが、これまた教えてくれる人がいない。苦い経験で教えてもらうのである。経験は最上の教師だが、授業料はめっぽう高い(トーマス・カーライスのことば)。 (p.125) ★日ごろから、エレガントな話題をつくるように心がける。本や雑誌、あるいは人からきいたおもしろいトピックをメモしておく。それに自分なりの料理を加えて、話せば、あの人はおもしろい、といわれる。(p.132) ★つまり、わたくし、わたくしども、あなた、などはすべて、名詞(ご来駕)や動詞(賜わる)の中へ包みこんでしまうのが、日本語である。(p.140) ・「ご本を読んでいます」というのでは敬語不足だ。著者が目下だったらこれでよいが、そうでなければ、「ご本を拝読させていただいております」でないといけない。読む、は直接的であるが、拝読させていただいている、は間接的になる。直接より間接のほうが丁寧になるのはことばの常識である。(p.169) ★美しいことばというのは、見た目の華やかなことばのことではない。きいた人にこころよくひびくことばである。(p.176)”

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2018/10/08

大人の言葉遣いとは、日本語が本来持ち合わせている、他人への気遣いや、出すぎない謙虚な心を、言葉を以って表現するという事だろう。最初読んでいて、よくある老人が最近の若者は。。。といった苦言だけのエッセイだと思い、途中で読むのをやめようかともも思ったが、完読してそうではないとわかった...

大人の言葉遣いとは、日本語が本来持ち合わせている、他人への気遣いや、出すぎない謙虚な心を、言葉を以って表現するという事だろう。最初読んでいて、よくある老人が最近の若者は。。。といった苦言だけのエッセイだと思い、途中で読むのをやめようかともも思ったが、完読してそうではないとわかった。むしろ、著者は、言葉は時代と共に変化するものである、数多の事例を挙げてそれを肯定している。御前は、ほんらい尊敬語であったが、現代は上から目線での言葉となってしまっているなど。しかしながら、著者が言いたいのは、会話や文章において、日本人が培ってきた心の部分まで失われていく事に対する危惧であろう。年齢や立場にふさわしい物言いは、当然あるべきであり、これは日本語だけに限らず英語でも同じだ。一読の価値はあったと思う。

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2017/08/30

書名や帯のとおりのマニュアル本かと言えば、さに非ず。古老に叱られ叱られ自分の日本語感を正されている感じがして、時に「そんな古臭いことを言われても……」と思いながら読了。H26年度最初の読了本がこれというのも何かの縁だろう。章としては『間のない間抜けな話し方』が、行としては『ことば...

書名や帯のとおりのマニュアル本かと言えば、さに非ず。古老に叱られ叱られ自分の日本語感を正されている感じがして、時に「そんな古臭いことを言われても……」と思いながら読了。H26年度最初の読了本がこれというのも何かの縁だろう。章としては『間のない間抜けな話し方』が、行としては『ことばの乱れは精神の荒廃の指標であるのは、日本語において、ほかの国よりいちじるしいように思われる。』が印象的。

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2015/02/03

一章二章、及び五章はためになる話が多かった。思わず我が身を振り返る箇所も多々あった。 ただ、外山氏の著書にしては少し表面的で深みにかけたり、繰り返しも多いように感じた。分かりやすく書こうという意図が強かったのだと思うが。 期待が大きかった分、☆は一個減で二つ。 言葉に関する...

一章二章、及び五章はためになる話が多かった。思わず我が身を振り返る箇所も多々あった。 ただ、外山氏の著書にしては少し表面的で深みにかけたり、繰り返しも多いように感じた。分かりやすく書こうという意図が強かったのだと思うが。 期待が大きかった分、☆は一個減で二つ。 言葉に関するエッセイでは、高島俊夫さんのシリーズが好きだ。

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2014/03/28

 言葉遣いというのは、何歳になっても難しいもので、いや、逆に歳をとればとるほど、言い方には気を遣うことが多くなりますね。  この本では敬語はもちろんですが、大人だから使うわざと曖昧にした表現であるとか、漢字やカタカナ言葉を使うセンスであるとか、得する言葉、損する言葉などが紹介さ...

 言葉遣いというのは、何歳になっても難しいもので、いや、逆に歳をとればとるほど、言い方には気を遣うことが多くなりますね。  この本では敬語はもちろんですが、大人だから使うわざと曖昧にした表現であるとか、漢字やカタカナ言葉を使うセンスであるとか、得する言葉、損する言葉などが紹介されています。  いわゆるハウツーもののように、網羅的に書かれているわけではなくて、エッセーが寄せ集められた感じですので、この本で全てをマスターしようというのは無理ですが、言葉遣いのどんなところに気をつければいいのか、そのツボのようなことは理解できるようになっています。  最後の章に絶対語感というのが紹介されています。つまり、おかしな表現に出会ったときに、理屈ではなくおかしいと感じられるセンスのことですが、この絶対語感を磨くためには、子供時代の言語環境、すなわち親の言葉遣いが大事だなあと、改めて反省しました。

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2014/03/10

ことばは、人となりを表す履歴書。まさにその通りで、毎日使うものだからこそ、大切にしなければと実感。ことばの響きやニュアンスが人間関係を円滑に進めるかどうかにも関わってくるので気遣いができる「ことば」を心がけたいと思いました。

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2013/02/25

今も昔も国語が苦手なのは変わりなく、より適切な表現を知らずに生きていることは否定できないので、少しでも勉強になるかと思い、読んでみました。 丁寧で美しいことばの裏には、心があると感じました。 言葉の成長は心の成長と密接な関係にあるような・・・ 目上の人、患者さん、お友達、初対面...

今も昔も国語が苦手なのは変わりなく、より適切な表現を知らずに生きていることは否定できないので、少しでも勉強になるかと思い、読んでみました。 丁寧で美しいことばの裏には、心があると感じました。 言葉の成長は心の成長と密接な関係にあるような・・・ 目上の人、患者さん、お友達、初対面の人、みなさんと心地よいコミュニケーションができるように勉強と実践を繰り返していこうと思います。

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2013/01/03

日本文化を築いてきた大いなるツールの一つ、言葉。正しい言葉遣いを身につけるためには、まずは相手を思い遣ることが大切。言葉はその人の心であり顔である、と先生はおっしゃる。 たとえば電話の掛け方や手紙の書き方など、それら決まり事をその理由とともに示してありより納得しやすい。 ただ、外...

日本文化を築いてきた大いなるツールの一つ、言葉。正しい言葉遣いを身につけるためには、まずは相手を思い遣ることが大切。言葉はその人の心であり顔である、と先生はおっしゃる。 たとえば電話の掛け方や手紙の書き方など、それら決まり事をその理由とともに示してありより納得しやすい。 ただ、外山先生のお名前だけで購入した身としてはもう少し高度な内容を期待しただけに、少々物足りなく感じた。

Posted byブクログ

2012/12/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大人の言葉づかいに関して、大変ためになる本。 ちょっと癖があり、考え方が古いような気もする。 日本語の教養とマナーが学べる。 手紙や電話でのやり取りなどはまだまだできていないと実感した。 自分の「日本語」を振り返りたい時に読むには良いかもしれない。

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