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眼球譚/太陽肛門/供犠/松毬の眼 ジョルジュ・バタイユ著作集第1巻
2,860円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 二見書房 |
発売年月日 | 1971/04/30 |
JAN | 9784576000084 |
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眼球譚/太陽肛門/供犠/松毬の眼
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眼球譚/太陽肛門/供犠/松毬の眼
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商品レビュー
3.2
10件のお客様レビュー
最初に河出文庫の「眼球譚」を手に取ったものの、さっぱりだったけどこちらのは訳が柔らかくてスムーズに読めた。 比喩が多すぎて、変態過ぎて部分的にしか理解出来なかったけど、再読を繰り返すにはおすすめ。 玉子=眼球 という、河出文庫では球体フェチシズムというのが全面に出ていたのがこちら...
最初に河出文庫の「眼球譚」を手に取ったものの、さっぱりだったけどこちらのは訳が柔らかくてスムーズに読めた。 比喩が多すぎて、変態過ぎて部分的にしか理解出来なかったけど、再読を繰り返すにはおすすめ。 玉子=眼球 という、河出文庫では球体フェチシズムというのが全面に出ていたのがこちらでは勿論それもあるけれど、背徳行為に駆り立てられていくシモーヌの変貌が目覚しく分かりやすかったように思う。 次は光文社文庫の中条省平訳を読む。 読み比べをするのが楽しいのが「眼球譚」。 他はこちらもよく掘り下げないと、そのまま読むと全くの意味不明になるのはよく分かった。 「地球…すなわち男性的シンボル=男根だ」 寝て起きて働くの連続が男性器を表している…らしい。
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なんというか、とにかくエロい、グロい、そしてシュールで、理解不能。 そんな感想がどうしても前面に出てきてしまう。 感情の交流ではなく、ただ身体の欲求だけでつながる人間関係。 それは読み続けるのがかなりつらい文章であり、何を伝えようとこの作品が書かれたのかが、なかなか読み取れないの...
なんというか、とにかくエロい、グロい、そしてシュールで、理解不能。 そんな感想がどうしても前面に出てきてしまう。 感情の交流ではなく、ただ身体の欲求だけでつながる人間関係。 それは読み続けるのがかなりつらい文章であり、何を伝えようとこの作品が書かれたのかが、なかなか読み取れないのであった。 目玉であり、卵であり、それは太陽でもあり、世界でもある。 垂直に移動〈成長〉する植物と、平行に移動する動物。そして直立歩行することによって動物〈平行〉でありながら植物〈垂直〉をも体内に宿すに至った人間。 松果体―頭頂にある第三の目。 フロイトが読んだらなんというのかはわからないが、とにかく肛門の話。 地球の肛門が活火山なのだそうだ。 そして父殺し。 こんなモチーフが、手を変え品を変え何度も何度も出てくる。 それをどう読み解いたらいいのか、一度読むのを中断すると再び読み始めるのに大変な力を必要とする、私のなかの拒否感。 哲学は嫌いじゃないんだけど、フランス文学は嫌いだ。 それはもう子どもの頃から。 しんどい、しんどいと思いながら、それでも一生懸命読みました。
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