商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1985/02/01 |
JAN | 9784167153243 |
- 書籍
- 文庫
私本・源氏物語
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
私本・源氏物語
¥426
在庫なし
商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
関西弁丸出しの源氏の君…。雅な源氏はどこにいったー!! 難解ないつもの『源氏物語』と違って、すいすい読めます。源氏に疲れたときに読むことをオススメします。受験前はやめたほうがよろしいかと。 それにしても、この続きを読みたかったなぁ。
Posted by
紫の上は「なぜなぜなーぜ」という絵本を読んでオトナの世界を学び 六条御息所は「六条のオバハン」 明石の君は光源氏を強姦(?)するという 源氏物語のパロディ。 田辺聖子は「芋たこなんきん」の原作者でもあり ものすごい関西ノリ。面白いです。 実は 私が生まれて初めて...
紫の上は「なぜなぜなーぜ」という絵本を読んでオトナの世界を学び 六条御息所は「六条のオバハン」 明石の君は光源氏を強姦(?)するという 源氏物語のパロディ。 田辺聖子は「芋たこなんきん」の原作者でもあり ものすごい関西ノリ。面白いです。 実は 私が生まれて初めて読んだ「源氏物語」は 「あさきゆめみし」ではなく この「私本・源氏物語」でした。笑 私も読みたいぞ、「なぜなぜなーぜ」!
Posted by
源氏物語のパロディ小説。 田辺聖子さん、うますぎます。 語り手のヒゲの供男がいい味だしてるし、 光源氏がすごく人間くさく描かれているのが親しみ持てる。 登場する女性のデフォルメのしかたも面白い。 末摘花が二人の姫だったり、明石が漁師の娘だったり。 全訳源氏物語を読んだあと...
源氏物語のパロディ小説。 田辺聖子さん、うますぎます。 語り手のヒゲの供男がいい味だしてるし、 光源氏がすごく人間くさく描かれているのが親しみ持てる。 登場する女性のデフォルメのしかたも面白い。 末摘花が二人の姫だったり、明石が漁師の娘だったり。 全訳源氏物語を読んだあとなのでよく分かるけど、実はすっごく細かな場面までパロってる。 小さい頃の紫の上が、光源氏の人形を自分で作って遊ぶんだけど、お伴の惟光やその他の随身の分まで作ってる。 原作にはもちろん「供男」は出てこないんだけど。 すっごく笑える小説だけど、最後にはしんみりさせる「明石」の段が。 「神サン」に関する描写は、少し前に田辺さんのエッセイにも書かれていたことなので、より一層面白く読めました。
Posted by