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新潮日本文学アルバム 太宰治
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新潮日本文学アルバム 太宰治

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1983/09/10
JAN 9784106206191

新潮日本文学アルバム 太宰治

¥1,320

商品レビュー

4.6

8件のお客様レビュー

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2020/10/13
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※このレビューにはネタバレを含みます

「新潮日本文学アルバム№19 太宰治」、1983.9発行。私にとって、太宰治の印象は: ①いつまでも人気のある作家 ②県内長者番付4位の津島家の坊ちゃん ③何度も心中、そして山崎富栄と情死。明治42.6.19~昭和23.6.19。太宰治と三島由紀夫、正反対の生き方の様に見えますが、案外共通部分が多かったのではと推察しています。「津軽」「斜陽」「人間失格」は読了しています。  「生まれてすみません」「富士には月見草がよく似合ふ」「面白くない小説は読まなくていいんです」 明治42年6月19日、青森県長者番付4位の津島家、約600坪の大邸宅に生まれた太宰治(本名津島修治)。昭和21年秋の「銀座ルパン」での写真、昭和22年3月「三鷹の陸橋」の写真が有名です。三鷹陸橋は老朽化し解体と保存の話が出てるそうです。同棲、心中、愛人・・・。妻以外の多くの女性たち。晩年を共に過ごしたのは山崎富栄。昭和23年6月13日、玉川上水に入水。二人の遺体が発見された6月19日が桜桃忌。

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2020/08/02

 東洋の文人墨客の末流なのか、太宰治も絵が達者だ。50〜51頁に紹介された同人誌の表紙デザインなど、その道に進んでも名を為したことだろう。  ずいぶん遅くに『人間失格』を読んで、主人公が漫画家になるから驚いた。知っていたら、もう少し早く手を出していたはず。画家として将来を嘱望され...

 東洋の文人墨客の末流なのか、太宰治も絵が達者だ。50〜51頁に紹介された同人誌の表紙デザインなど、その道に進んでも名を為したことだろう。  ずいぶん遅くに『人間失格』を読んで、主人公が漫画家になるから驚いた。知っていたら、もう少し早く手を出していたはず。画家として将来を嘱望された大庭葉蔵がよりによって「漫」画家に身を落とすことで、その堕落と淪落を際立たせる狙いか。アーティストならぬコミック・アーティスト。一つのマイ・コメデアン。

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2016/08/04

再読。数ある太宰のグラビア(?)集でも完成度が高くて読み応えがある。写真だけではなく日記やメモ、刊行当時の本の装丁まで載っていて資料的にも充実している。津島家の人々の写真も載っているが太宰はお母様にそっくりですね。学生時代の百面相を連写した写真とかおもしろい。井伏さんとの半裸入浴...

再読。数ある太宰のグラビア(?)集でも完成度が高くて読み応えがある。写真だけではなく日記やメモ、刊行当時の本の装丁まで載っていて資料的にも充実している。津島家の人々の写真も載っているが太宰はお母様にそっくりですね。学生時代の百面相を連写した写真とかおもしろい。井伏さんとの半裸入浴シーンもあり。太宰は「盲腸手術の痕が目立つ!」と激怒したらしいが怒るポイントはそこなのか。綺麗な裸ならいいの?どこの女優?さすが元祖虫歯ポーズの男である。私がお気に入りの写真はトンビを着た全写真と縁側で新聞を読んでくつろぐ写真だ。

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