1,800円以上の注文で送料無料

プロフェッショナル広報戦略
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

プロフェッショナル広報戦略

世耕弘成(著者)

追加する に追加する

プロフェッショナル広報戦略

1,650

獲得ポイント15P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ゴマブックス
発売年月日 2006/01/10
JAN 9784777102990

プロフェッショナル広報戦略

¥1,650

商品レビュー

3.5

17件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/05/05

 2005年の郵政解散総選挙は、自民党が衆議院で3分の2を超える議席を獲得する歴史的大勝だった。この本は、その郵政解散総選挙で自民党の広報本部長代理〜幹事長補佐を勤めた世耕参議院議員が当該選挙において実行した広報戦略の実例が紹介されている。  選挙広報戦略の実例紹介自体も面白い...

 2005年の郵政解散総選挙は、自民党が衆議院で3分の2を超える議席を獲得する歴史的大勝だった。この本は、その郵政解散総選挙で自民党の広報本部長代理〜幹事長補佐を勤めた世耕参議院議員が当該選挙において実行した広報戦略の実例が紹介されている。  選挙広報戦略の実例紹介自体も面白いが、登場人物の政治家たちの格好良さもまた面白い。その格好良さを醸し出しているのは、理念であったり、人間臭さであったり、豪腕っぷりであったりする。  広報戦略紹介の本であると同時に、ノンフィクションとしても楽しめる良い本です。

Posted by ブクログ

2018/10/08

民営化と同時にNTTに入社し広報に配属された著者はプロの広報マンとしてキャリアを重ね、米国の大学院で同分野での修士号を取得する。自民党の国会議員であった伯父の地盤を受け、森元首相に口説かれ国会議員となった著者は、日本の政治における広報のあり方に戦略性の欠如を痛感する。当の森首相が...

民営化と同時にNTTに入社し広報に配属された著者はプロの広報マンとしてキャリアを重ね、米国の大学院で同分野での修士号を取得する。自民党の国会議員であった伯父の地盤を受け、森元首相に口説かれ国会議員となった著者は、日本の政治における広報のあり方に戦略性の欠如を痛感する。当の森首相が、マスコミとの関係構築に失敗し、失言によって退陣してしまうのである。アメリカでは、ホワイトハウスに大統領がどのような内容で、マスコミや国民に対してコミュニケーションを行うかということをあらゆる角度から分析し、どのようにそれを実行していくかという戦略立案を担うスタッフが存在する。日本の官邸には、こうした機能がなく、森首相の失言による失脚はある意味必然であったともいえる。 小泉改革では広報戦略の責任者として抜擢され、2005年の郵政民営化選挙で圧倒的な勝利を影で支えたといってもいいであろう。国民に対して、政策をどのようにしてどのタイミングでコミュニケートしていったのかということが書中に書かれており、広報のケーススタディとして学ぶべきものが多い。 出来るだけシンプルに判り易いメッセージを送るという原則は、本書がページ数が少ない割りに薄っぺら委印象を与えないことと関係しているのであろう。駆出しの社会人から国会議員に至るまでの豊富な実践的経験を持ち、かつ修士である事実が、彼の言うことの説得力をさらに高めている。 あとがきにおいて、彼が後進に向けてしたためた言葉が印象的である。潮目を見ること。どんなに、正論で何かを訴えるにしても、ここだという潮目があるということである。社会人としてそれを上手く見極めることは極めて重要であり、それが何度もあるものではないということである。広報だけにとどまらず、自分の信念を貫くにおいても、時には辛抱を自分に強いるのもまた必要なことである。 印象に残る一冊である。

Posted by ブクログ

2014/05/08

小泉総理のときの自民党の広報戦略という具体的な事例でまとめられており面白かった。広報戦略の本質はコミュニケーションというのに納得。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品