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血の絆 新潮文庫
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血の絆 新潮文庫

A.J.クィネル(著者), 大熊栄(訳者)

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血の絆 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1985/02/15
JAN 9784102205020

血の絆

¥616

商品レビュー

4.4

5件のお客様レビュー

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2024/12/18

3千冊程の小説を読んだ中で世界一の小説家だと思います。翻訳家の方のお力もあると思いますが。 まるで脚本の様にシーンが頭に浮かぶのです。 この本がこの小説家に初めて会った本で、読み終わって直ぐにこの小説家の本を全て買いました。 新作が待ち遠しかった。

Posted by ブクログ

2019/03/29

シリーズ物は別として、A.J.クイネル氏の作品の多様さにはいつも驚かされます。 普通に考えれば、旅の途中で出会った方々とそれほど親密かつ固い絆で結ばれ、危険極まりない冒険に乗り出すなんて信じられないのですが、この作品ではごくごく自然に、メンバー4人の友情と愛情が描かれています...

シリーズ物は別として、A.J.クイネル氏の作品の多様さにはいつも驚かされます。 普通に考えれば、旅の途中で出会った方々とそれほど親密かつ固い絆で結ばれ、危険極まりない冒険に乗り出すなんて信じられないのですが、この作品ではごくごく自然に、メンバー4人の友情と愛情が描かれています。 読んでいるとその風景が頭に浮かぶようです。 帆船で航海、してみたいなぁ… カースティの息子ギャレットの捜索および救出というのが旅のメインですが、緊張する部分はいくつもあるものの、海洋冒険小説として素直に楽しむことができました。

Posted by ブクログ

2012/11/05

クイネルの作品は、ストリーが、やはりいい。 はじめのざわざわしたシチュエーションから、 徐々に、一つの物語を作っていく。 こんな風に物語を描くことができたらすばらしいことだろう。 人間の生き様がすてきである。 息子というものについての母親の直感。生きているという確信。 また...

クイネルの作品は、ストリーが、やはりいい。 はじめのざわざわしたシチュエーションから、 徐々に、一つの物語を作っていく。 こんな風に物語を描くことができたらすばらしいことだろう。 人間の生き様がすてきである。 息子というものについての母親の直感。生きているという確信。 また、なぜ生きているかということに対する道具立て。 一人一人の人間がストーリーのなかで、変化していくたのしさ。 人間の可能性のすばらしさ。生きていることの楽しさがある。 やはり島でゆったりと 生活することのすばらしさ。 こんな風に描けるといいな。

Posted by ブクログ