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消え失せた密画 創元推理文庫
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消え失せた密画 創元推理文庫

エーリッヒ・ケストナー(著者), 小松太郎(訳者)

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消え失せた密画 創元推理文庫

726

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1970/02/10
JAN 9784488508012

消え失せた密画

¥726

商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

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2025/12/07

ユーモアたっぷりのドタバタミステリー。どうやら三部作のうちの一作目、らしい。 大人向けのケストナー、実は初読み。訳が古いので慣れるのに少し時間がかかったけれど、ストーリーが動き出してからはけっこうスイスイ読めますよ。 ミステリーと銘打ってはいるものの、全く深刻さはなく、悲劇的...

ユーモアたっぷりのドタバタミステリー。どうやら三部作のうちの一作目、らしい。 大人向けのケストナー、実は初読み。訳が古いので慣れるのに少し時間がかかったけれど、ストーリーが動き出してからはけっこうスイスイ読めますよ。 ミステリーと銘打ってはいるものの、全く深刻さはなく、悲劇的要素もなく、底抜けに明るくてドタバタで楽しいお話でした。ドイツのソーセージが食べたくなる!ビールもコニャックも飲みたくなる! 訳者あとがきに記されるケストナーの略歴やこの作品の書かれた背景も読み応えあり。 本当は『飛ぶ教室』を読みたかったのだけれど、引っ越しですでに転居先に移動させてしまったので、代わりにこちらを。やはり12月はケストナー読みたくなるよね!

Posted by ブクログ

2021/02/17

ミステリーが本職じゃない作家のミステリーは、独特の味わいがあってたまに読みたくなる。 ナチス政権下のケストナー作品は社会風刺が封じられている。 亡命せず、狂い行く祖国を冷静に観察しつづけたケストナーの目がここにあるかと思うと胸が痛い。 当時、家庭の薬箱という原題で出された《役に...

ミステリーが本職じゃない作家のミステリーは、独特の味わいがあってたまに読みたくなる。 ナチス政権下のケストナー作品は社会風刺が封じられている。 亡命せず、狂い行く祖国を冷静に観察しつづけたケストナーの目がここにあるかと思うと胸が痛い。 当時、家庭の薬箱という原題で出された《役に立つ詩集》の日本語版を持っているが、その小松太郎さんの訳だから本書を手に取った。 前作があることを知らずに読んでしまったので、泥棒一味はあまり頭に入ってこなかった。 何より本作の魅力は肉屋のキュルツ親方のキャラクター。 このひとを創作しただけで、このミステリーは、成功していると思った。 小松さんのリズミカルな翻訳も効いている。 13章で教授が、青年に裏をかかれたときの台詞 痙攣が起こるよ、おりゃあ!畜生、おれって人間を知らねえんだな! にしびれました。

Posted by ブクログ

2016/02/02

ドイツ児童文学の旗手、ケストナー。これは児童向けではなく大人向け。ケストナーがいろいろな弾圧の中で小説を紡いでいたことは知っていたけど、これもそのひとつ。それゆえケストナー独特のアイロニーのないどこか牧歌的な作品に仕上がっている。

Posted by ブクログ

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