斜め屋敷の犯罪 講談社ノベルス

島田荘司【著】

• 内容紹介: 北海道の最北端の崖の上に斜めに傾けて建てられた奇妙な西洋館「流氷館」。クリスマスの夜、館主・浜本が開いたパーティで起きた密室殺人・・・。招待客のざわめく中、その事件は連続殺人事件に。名探偵・御手洗潔の推理が冴える人気作！
• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2008/02/07
• JAN: 9784061825840

商品レビュー

2024/06/05

硝子の塔の殺人を読んでから気になってこちらを読んだからか、似たような構成だった。あえて真似たからそりゃそうなんだろうけど！
トリックや塔の仕組みは図を見てもなんとな～くわかるくらいで、想像力が必要かな。あとは登場人物が多くて最初は覚えるのが大変だったかな。
刑事がいるにもかかわらず一体誰がこんな密室殺人を犯したのか？犯人は検討もつかなかった。
御手洗が登場するのは残り４分の１かというくらい後半のほうだけど圧巻の存在感で、作業も早くお見事だった。

2024/03/23

御手洗シリーズ2つ目
綾辻さんの館シリーズ然り、館モノが好きなのでこちらも楽しんで読めました。
言い回しや館の説明が多少取っつきにくい部分があるものの、犯人もトリックも最後まで分かりませんでした。
特殊な館と閉鎖空間、次々と起こる密室殺人
王道な展開であるものの奇抜なトリックでミステリー初心者でも楽しめると思います。
御手洗シリーズ1冊目を読んでいなくても問題なく読めますよ。

2022/11/25

館の説明が多すぎてぐったり。。。
登場人物も覚えにくく、刑事たちが話してるところなんて、誰がしゃべってるか分からなかった。
御手洗が登場してからの解決編は面白かったけど、トリックはまさかすぎるし、動機に至っては分かりっこない。