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殺される側の論理 朝日文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞社 |
| 発売年月日 | 1982/01/20 |
| JAN | 9784022608079 |
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殺される側の論理
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殺される側の論理
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
再読。著者がいろんな雑誌や新聞に発表した論説集。1960〜1970年代の文章で、当時の情勢を題材にしているので(ベトナム戦争など)ピンとこない事例もあるけど、そこから展開されている論旨は心に留めたいと思いました。 ポイントの一つ、宣教師の方との公開討論は「はい、論破」などではな...
再読。著者がいろんな雑誌や新聞に発表した論説集。1960〜1970年代の文章で、当時の情勢を題材にしているので(ベトナム戦争など)ピンとこない事例もあるけど、そこから展開されている論旨は心に留めたいと思いました。 ポイントの一つ、宣教師の方との公開討論は「はい、論破」などではなく、意見を戦わせて矛盾点や背景と思われる考え方、ひいてはそれを形作った社会構造や支配者側に組み込まれていることの無自覚さまで踏み込んでいるところが、見事でした。 解説の野坂昭如さんの言う「世の中を大別すれば、殺す側と殺される側に分けられる。これまで殺す側の論理ばかりがいわれてきた。本多勝一ははじめて、逆の視点を見つけ出し、とらえたのであって、これは画期的なことである」まさにこれ。 普段何気なく思う思考が、実は支配者側の立場に立ったものだったりしている気が、大いにします。それは自分のせいではなく、そういう社会構造やメディアの姿勢のためだということも含めて、そんな視点を持ち続けるための良書だと思います。 すでに絶版なのかな。たくさんの人に読んでほしい。
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戦争、原子力発電所の爆発のような、巨大な人災が起ったとする。大勢の人が、たとえこれらのことにどれほど反対を表明していようと、巻き込まれて死ぬ。私もあなたも、恐らくその中に入っている。 ところが、こうした災害自体を引き起こし、責任を負うべき者たち、情報を事前に独占できる立場にあ...
戦争、原子力発電所の爆発のような、巨大な人災が起ったとする。大勢の人が、たとえこれらのことにどれほど反対を表明していようと、巻き込まれて死ぬ。私もあなたも、恐らくその中に入っている。 ところが、こうした災害自体を引き起こし、責任を負うべき者たち、情報を事前に独占できる立場にある者たちは、決して死なない。 殺す側、殺される側とは、つまりそういうことだ。 初版は1971年なので、この本で語られる事例は古いのだが、得るものは大きい。特に、著者とアメリカ人宣教師との誌上討論は本書の白眉である。自分の「善意」を頑なに信じて疑わず、その結果、自分が「殺す側」の代弁者となってしまっていることに気づかない宣教師の姿は、悲しく、そして恐ろしい。学生時代、「知らない」ということは如何に危険なことか等、自分のものの見方に反省を迫る大切なことを学んだ本である。このような本を絶版にしてはいけない。
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膨大な知識と、深く確かな現実認識に基づいた倫理。そして曖昧さを排した厳しい視点に立ち、徹底して事実にこだわった緻密な論理。それらを駆使し、社会の暗部に圧倒的な力量で迫るルポや論稿の数々は、私のこれまでの考え方、生き方を一変させた。何よりも時代と向き合う、その揺るぎない「姿勢」の凄...
膨大な知識と、深く確かな現実認識に基づいた倫理。そして曖昧さを排した厳しい視点に立ち、徹底して事実にこだわった緻密な論理。それらを駆使し、社会の暗部に圧倒的な力量で迫るルポや論稿の数々は、私のこれまでの考え方、生き方を一変させた。何よりも時代と向き合う、その揺るぎない「姿勢」の凄さに打ちのめされ、時に眩暈さえ覚えたほどである。本書には、本多勝一の思想と行動のエッセンスが凝縮されており、入門編としても相応しい。
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