ジーキル博士とハイド氏 角川文庫

ロバート・ルイス・スティーヴンソン(著者), 大谷利彦(訳者)

• 販売会社／発売会社: 角川書店
• 発売年月日: 1993/03/20
• JAN: 9784042114048

商品レビュー

2010/05/28

この本は昔の作品です…

[文庫ＯＦＦ]

この本は昔の作品です、昔と現代の差が多少ありますが基本的に面白いです。

2014/07/21

人間は善と悪の両方が存在して成り立っていて、それが「善だけの人間」「悪だけの人間」別々になってしまったとき…
悪いことをしても、悪いことをしてしまったという自覚（罪悪感）があるうちは“善”の部分が生きている証拠で、そのバランスは人それぞれだけど、自ら律して生きることも出来る。
悪いことを“悪”だと自覚出来なくなるのがいちばん恐ろしい。

ＳＦ小説でありながら、善と悪という人間が逃れられない命題を問いかける作品。
善と悪ならば、どちらが強いのか。
一度悪に目覚めてしまった人間は、一体どうなってしまうのか。
難しい問いかけだけれども物語自体はシンプルで、ページ数も少なく読みやすい小説。

2013/04/20

本当はハイド氏の方が本当の自分なのでは？ジキル博士側からの視点で描かれているが、これはハイド氏側からの視点ならばどうなるだろうか？読んでみたい。