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占領と改革 シリーズ日本近現代史7 岩波新書
946円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2008/01/22 |
JAN | 9784004310488 |
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占領と改革
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占領と改革
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商品レビュー
3.5
17件のお客様レビュー
無条件降伏モデルのサクセスストーリーを総力戦体制論により相対化する試み。戦前から存在していた4つの政治潮流(国防国家派、社会国民主義派、自由主義派、反動派)が、戦後にどのような動きをしたのかを検証することにより、戦前と戦後の連続性を解き明かしていく内容。 視点がハッキリしているの...
無条件降伏モデルのサクセスストーリーを総力戦体制論により相対化する試み。戦前から存在していた4つの政治潮流(国防国家派、社会国民主義派、自由主義派、反動派)が、戦後にどのような動きをしたのかを検証することにより、戦前と戦後の連続性を解き明かしていく内容。 視点がハッキリしているので説得力は感じられる。野口悠紀雄の「1940年体制論」を政治的に膨らまして論じているという印象。
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戦後と総力戦体制下の社会変化の連続性を問う、という視覚は(2008年の時点でそんなに新しいものだっただろうか?)良いが、総力戦との連続性を強調しようとするあまりに、占領改革のもたらしたら効果を矮小化する向きが強すぎてかえって説得力が低まっているのではないか。
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※このレビューにはネタバレを含みます
2008年刊行。著者は獨協大学法学部教授。占領期から独立までを、①占領による制度改革、②新憲法制定、③戦後の政党、④大衆運動(共産主義運動を含む)の観点から解説。①は1940年体制という造語を知っていれば、連続性はそれほど目新しくはないが、戦中において小作層の影響力が拡大しつつあったという事実は無視し得ないところ。②も目新しさは感じない。個人的には③が勉強になった。 ちなみに、戦中のインフレ亢進と食糧不足の結果、農産物を直接生産する小作層が富裕化し、地主が小作から借入している実態を著した地主の日記も新書化されていたような気が…。タイトル忘れた…。
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