商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 佼成出版社 |
発売年月日 | 2008/01/30 |
JAN | 9784333023141 |
- 書籍
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同時代禅僧対談 “問い"の問答
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同時代禅僧対談 “問い"の問答
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臨済宗と曹洞宗の禅僧の対談集。 わからないことはわからない。 善悪 黒白 簡単につかないし つけてはいけない 事実と現実は違う 「自分で考える」ということの本質を突きつけられた気がした1冊。 師弟関係は 「聞く」ことに大きな意味をもつ。 上手な聞き方、上手な問いはきっと人を...
臨済宗と曹洞宗の禅僧の対談集。 わからないことはわからない。 善悪 黒白 簡単につかないし つけてはいけない 事実と現実は違う 「自分で考える」ということの本質を突きつけられた気がした1冊。 師弟関係は 「聞く」ことに大きな意味をもつ。 上手な聞き方、上手な問いはきっと人を成長させる力があるのだろう。 こうなってほしい こうしてほしい こちらの想いが強ければ強い程、「言う」ことに重きをおいてしまう。 気をつけなきゃいけない。 2008年
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南直哉と玄侑宗久、好きな僧侶ふたりが対談集を出している、というので一も二もなく手に入れて読んだ、という具合で御座候。 仏教の教えといわゆるジャーマンの仕事は相容れないものなのに、恐山という場所で共存しているのはなぜか、という話から始まる。 そもそも仏教的には輪廻転生、死後...
南直哉と玄侑宗久、好きな僧侶ふたりが対談集を出している、というので一も二もなく手に入れて読んだ、という具合で御座候。 仏教の教えといわゆるジャーマンの仕事は相容れないものなのに、恐山という場所で共存しているのはなぜか、という話から始まる。 そもそも仏教的には輪廻転生、死後の世界というのは「わからない」ものであるはずなのに、恐山に死んだ人の口寄せを頼みに来る人というのは一定数いて、その人達にとって口寄せが、恐山のシステムそのものが救いになるのであれば、それはそれで受容せねばならないよね、というところから始まって読んでおるうちはオモレェトモレェ、どうにかして読み終わって、さてどんなことが書いてあったかな、というとこれが思い出せない。あまりにも対談の中身が濃厚すぎて、このあたり、アタクシの脳みそのキャパシティの限界を感じざるをえない。でも、何回か読んでいくうちに、二人の話の本の断片でも、あたまのどっかにへばりつくんじゃないかなぁー、などという期待はある。読んでいる時点では「オモレェー」と思ってるのです。それは間違いない。 手元においてたまに脳みそに流し込んでおきたいような、そういう本です。
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親鸞が思想的に逝ってしまっているという指摘と、法華経と良寛がともに論旨不明という指摘は非常に共感した。 般若心経でクマラジーヴァも玄奘三蔵も漢訳せずに音訳した『panya paramita』『anuttara samyak sambodhi』『gate, gate, para ...
親鸞が思想的に逝ってしまっているという指摘と、法華経と良寛がともに論旨不明という指摘は非常に共感した。 般若心経でクマラジーヴァも玄奘三蔵も漢訳せずに音訳した『panya paramita』『anuttara samyak sambodhi』『gate, gate, para gate, parasan gate, bodhi, svaha』を中村元が逐語和訳したことへの批判はしばしば聞くが、サンスクリットの音ではなく、音読みで『ギャーテー…』って品無く読むだけなら、別に気にしなくても良いのでは?と思っていた(今もそう思っている。)。 が、本書では特に、『bodhi』を完了形で訳した点を批判していた。 この批判は至極真っ当で、たとえサンスクリット原文が完了形だったとしても、般若系経典の趣旨からして適切だと思う。 全力で壁にぶつかった経験の有無を、人物を判断する基準の一つとして使うことにしたい。
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