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存在と無(3) 現象学的存在論の試み ちくま学芸文庫
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存在と無(3) 現象学的存在論の試み ちくま学芸文庫

ジャン=ポールサルトル【著】, 松浪信三郎【訳】

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存在と無(3) 現象学的存在論の試み ちくま学芸文庫

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2008/01/10
JAN 9784480091086

存在と無(3)

¥1,980

商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2024/08/14

第3巻から読み始めました。用語が特殊で分かりにくいが例の説明が多くてイメージでわかった感じで読み進みます。最後に用語収集と全体の解説は理解の助けになります。ドイツの3Hに影響を受けてサルトルが毎日考え抜いた初期の哲学書は最後の巻から読む方が最初から読み始めるよりはハードル下がり分...

第3巻から読み始めました。用語が特殊で分かりにくいが例の説明が多くてイメージでわかった感じで読み進みます。最後に用語収集と全体の解説は理解の助けになります。ドイツの3Hに影響を受けてサルトルが毎日考え抜いた初期の哲学書は最後の巻から読む方が最初から読み始めるよりはハードル下がり分かり易いと感じます。間に1冊サルトルの解説の新書を読んで、次は第2巻をチャレンジしていきます。これも無事にめげずに完読出来れば1巻は未入手なので安価に入手を考える予定です。

Posted by ブクログ

2024/05/01

執拗に語られる対自にとっての状況の話、不変な過去と可変のそれは区別がつかない話、人間の有限さと死は別である話、それから実存的精神分析、粘ついたものの話などが面白かった。

Posted by ブクログ

2022/04/02

面白かったですね。 ハイデガーの『存在と時間』は数年前に読み終えていて、本書はいつかは読みたいと思っていた代物です。いくつかの予備知識を頼りにどうにかこうにか読み終えたという感じ。しかしながら、他の哲学系書物同様に、何度か読まないと自分に落とし込めないな、とも受け止めています。...

面白かったですね。 ハイデガーの『存在と時間』は数年前に読み終えていて、本書はいつかは読みたいと思っていた代物です。いくつかの予備知識を頼りにどうにかこうにか読み終えたという感じ。しかしながら、他の哲学系書物同様に、何度か読まないと自分に落とし込めないな、とも受け止めています。 ハイデガー同様に現象学的なアプローチで「存在」に挑んでいました。 「即自」と「対自」を巡る果てしない論考が続いていました。 ある一つの表現・モチーフに対しての、言い換えと多角的な省察が膨大です。言い尽くせるところまで言い尽くそうとしているのかもしれない。読者をどんどんひき込みあるいは追い込んできます。読み進めるうちに次第にサルトルのその文体に慣れてきてピンとくることもしばしばでした。文学的でもある。 彼の言う「無」は無とはちょっと違うんだな、と。ちょっと自分の中で飛躍はあるのだけれど、この世からの消失という意味の「死」について、その意味や位置付けが書き換えられたような感触がある。 パラドックス(一般的、通俗的な考え方から見ると)も多く、逆説好きな方には楽しめる読み物かも。

Posted by ブクログ

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