商品詳細
内容紹介 | 直木賞受賞作品!大好評シリーズ第2弾!妙な性癖を持った、トンデモ精神科医・伊良部一郎のところに今日も悩める患者達がやってくる。跳べなくなったサーカスの天才空中ブランコ乗り、サンマの頭の先をみただけでも震えだすような、尖端恐怖症のやくざなど…伊良部は彼らの病気を治す事ができるのか!?前作「イン・ザ・プール」もおすすめです。 |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2008/01/09 |
JAN | 9784167711023 |
- 書籍
- 文庫
空中ブランコ
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空中ブランコ
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商品レビュー
4
922件のお客様レビュー
『イン・ザ・プール』を読んで、第二作目も気になったので。 第一作目よりも、さらに特異な職業の人達が登場してると思うんだけど、第二作目のこちらの方が登場人物に馴染みやすいような気がするのは、私も伊良部ペースに乗せられてきてしまっているのだろうか?笑 なんとなく、こちらの方が好きで笑...
『イン・ザ・プール』を読んで、第二作目も気になったので。 第一作目よりも、さらに特異な職業の人達が登場してると思うんだけど、第二作目のこちらの方が登場人物に馴染みやすいような気がするのは、私も伊良部ペースに乗せられてきてしまっているのだろうか?笑 なんとなく、こちらの方が好きで笑えた気がする。 そして、この本の最終章の「女流作家」には、奥田英朗さんの魂の叫びみたいなものが込められているのだろうか…なんて考えながら読んでしまいました。
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シリーズ第2弾 やはり伊良部先生は名医だわ。 病気の前では地位も名誉も、職業も関係ないっていうスタンス、医療の基本だと思う。 何でもチャレンジする先生って、本当に子どもみたいだけど、大人が忘れがちなことを思い出させてくれるし、私もそうありたいな(ただし常識的な範囲で) いい...
シリーズ第2弾 やはり伊良部先生は名医だわ。 病気の前では地位も名誉も、職業も関係ないっていうスタンス、医療の基本だと思う。 何でもチャレンジする先生って、本当に子どもみたいだけど、大人が忘れがちなことを思い出させてくれるし、私もそうありたいな(ただし常識的な範囲で) いいなぁ、こういう先生いないかなぁ
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空中ブランコのキャッチをする相手が嫌がらせをしてキャッチしてくれないため、悩んでいたところを周りのすすめから精神科に通うことにした。そこには暇そうで仕事をしそうにない病院長の息子、伊良部と派手な格好のマユミが待っていた。伊良部は空中ブランコをやってみたいと仕事場にやってくるように...
空中ブランコのキャッチをする相手が嫌がらせをしてキャッチしてくれないため、悩んでいたところを周りのすすめから精神科に通うことにした。そこには暇そうで仕事をしそうにない病院長の息子、伊良部と派手な格好のマユミが待っていた。伊良部は空中ブランコをやってみたいと仕事場にやってくるようになってしまうのだが、練習でも一向に改善は見られない…。 ハチャメチャ精神科の伊良部の短編集シリーズの2作目で、直木賞を取ったという本。賞は短編で取ったのか、本一冊で取ったのか、いずれにせよ「こういうので取るんだ」と意外に感じるほど気楽で脳天気な作品群である。 空中ブランコ乗り、ヤクザ、マイナーリーグの野球選手、大学の精神科、売れっ子の女流小説家など、華やかだが特殊な職業の人々の様々な強迫症に伊良部流のメチャクチャな荒療法で挑んでいく。 さすがに特殊な職業に、伊良部が勝手に挑み始めるパターンが続くと、またかと思わせられるところは有った。シリーズの他の作品のほうがもっと親近感を覚えてよかった、かもしれない。さすがに前作や次作を読んだのは結構前なので、忘れてるなあ。ただここまで特殊な話ではなかったような。 前作のときにも書いたが、電子書籍で読むには入門にちょうどよい作品である。奥田英朗の本は、案外ブックオフ等でも手に入らないので、電子で購入されてみては堂か。 ただ、前作のほうが良かっ…。
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