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生きる意味を求めて アドラー・セレクション
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生きる意味を求めて アドラー・セレクション

アルフレッドアドラー【著】, 岸見一郎【訳】

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生きる意味を求めて アドラー・セレクション

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アルテ/星雲社
発売年月日 2007/12/25
JAN 9784434114304

生きる意味を求めて

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商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2021/10/16

読んでいる途中、気持ちが波立ち、とても厳しい本だと感じていた。 「甘やかされた人」に自分も当てはまっていると感じざるを得なかったから。 自分への信頼の無さ、他者と対面することの恐れ、自分に価値がないと思われる暴かれることの恐怖、、、 アドラーが実際にカウンセリングしていた人たち...

読んでいる途中、気持ちが波立ち、とても厳しい本だと感じていた。 「甘やかされた人」に自分も当てはまっていると感じざるを得なかったから。 自分への信頼の無さ、他者と対面することの恐れ、自分に価値がないと思われる暴かれることの恐怖、、、 アドラーが実際にカウンセリングしていた人たちがどのような患者でどんなやり取りがあったのか、詳細の説明があったわけではないが、自身が傷つくことも含め壮絶な出来事が多くあったのではと想像する。 にもかかわらず、アドラーは人が変わることができると心から信じ、勇気づけようとする人だった。 本を読んでみて、もっと彼の考えに触れたいと思った。 最後の訳者岸見一郎さんの解説で、理解がより深まった。

Posted by ブクログ

2018/10/08

本書は、1937年に急逝したアドラーの最後の大作。前に読んだ数冊エッセンスは本書に詰まっている。しかし、「人生の意味の心理学」の方がわかりやすかったかも。 しかし、本書に限らず、「甘やかし」の弊害が繰り返し刷り込まれた気がする。 以下、引用。 「人間であるとは劣等感を持つことであ...

本書は、1937年に急逝したアドラーの最後の大作。前に読んだ数冊エッセンスは本書に詰まっている。しかし、「人生の意味の心理学」の方がわかりやすかったかも。 しかし、本書に限らず、「甘やかし」の弊害が繰り返し刷り込まれた気がする。 以下、引用。 「人間であるとは劣等感を持つことである、と私が強調してもう長くなる。」 「…人生の課題を達成することから逃避することは、人間社会に課題を押しつけ、それを搾取の対象にする。誰か一人でも協力しなければ、そのことは、他者の、即ち 家族あるいは社会による余分の労働によって補わなければならない。協力しないことは、共同体の理想に対する無言の理解されていない闘争であり、共同体感覚の発展には役立たない、共同体の破壊を意図する、絶え間ない抗議である。協力と常に対置されるのは、個人的な優越性である。このことから、失敗するのは〔他者と協力する〕仲間へと成長することが妨げられ、正しく見ること、聞くこと、話すこと、判断する能力を欠いている人であることがわかる。このような人は、コモンセンスではなく、『私的知性』を持っている。それを正しさから逸れることを確かなものにするために抜け目なく利用する。私は、甘やかされた子どもは、他者に貢献させようと常に努力するパラサイトである、といった。ライフスタイルが、このような他者による貢献の搾取から形作られるのであれば、失敗する人のほとんどは、他者の貢献を、甘やかし、所有、物質的あるいは精神的な努力などなんであれ、自分のものと見なしているということが理解できる。」 「人間の生の問題のすべては、…、協力の能力とそれへの準備―これが共同体感覚のしるしである―を要求する。勇気と幸福はこの傾向の中に含まれており、これらを他のところで見つけることはできない。  すべての性格特性は、共同体感覚の程度を示しており、個人の考えにしたがって優越性の目標に通じる線に沿って進む。その線は、ライフスタイルと織り合された導きの糸であり、性格を形作り、繰り返し明らかにする。…  おそらく多くの人には、われわれが失敗と呼んでいるものは、すべて共同体感覚の欠如を示しているという単純な事実が、最も強く納得されるだろう。子ども時代や成人の生活におけるすべての失敗、家族、学校、人生、他者との関係、仕事、愛における悪しき性格特性は、共同体感覚の欠如に起源がある。それらは一過性のこともあれば持続することもあり、様々な仕方で表れる。  過去と現在における個人と集団の人生を厳密に考察すると、人類がより強い共同体感覚を目指してきたことがわかる。人類がこの問題を知っており、それによって貫かれているということは、ほとんど見逃すことができない。現在われわれにのしかかっている問題は、社会教育を徹底できていないことから発している。より高度の段階に到達し、われわれの今の人生と個性の失敗から解放するよう促すものは、限られた共同体感覚である。この共同体感覚は、われわれの中で生き、その目的を貫徹しようとする。あらゆる抵抗に対して有能であることが実証されるには十分強くはないように見える。ずっと後になって、人類が十分な時間を与えられれば、共同体感覚の力が、すべての外的な抵抗に対して勝利を収めると期待することは、正当である。その時、人は共同体感覚を息のように外に出すだろう。その時までは、このことが必ず起こるということを理解し教えるしかない。」

Posted by ブクログ

2011/08/10

生きることの根本原則は、克服である。自己保存と身体および心の発達を追求すること、完全さの追求が克服に役立つ。 人生の課題からの後退は自殺において完全になる。自殺の精神的構造には活動性はあるが、勇気は決してない。

Posted by ブクログ

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