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憎悪の世紀(上巻) なぜ20世紀は世界的殺戮の場となったのか
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憎悪の世紀(上巻) なぜ20世紀は世界的殺戮の場となったのか

ニーアルファーガソン【著】, 仙名紀【訳】

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憎悪の世紀(上巻) なぜ20世紀は世界的殺戮の場となったのか

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2007/12/25
JAN 9784152088833

憎悪の世紀(上巻)

¥3,080

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2016/10/03

ソ連のユダヤ人は帝政時代にもずっと差別されてきた。そのせいかどうか不明だが、革命の最中に、ボルシェヴィキ党内においてユダヤ人が果たした役割は極めて大きかった。1920年代はソ連に住むユダヤ人にとって「良き時代」だった。ユダヤ人の多くは、新しい政治体制であるプロレタリアート独裁政権...

ソ連のユダヤ人は帝政時代にもずっと差別されてきた。そのせいかどうか不明だが、革命の最中に、ボルシェヴィキ党内においてユダヤ人が果たした役割は極めて大きかった。1920年代はソ連に住むユダヤ人にとって「良き時代」だった。ユダヤ人の多くは、新しい政治体制であるプロレタリアート独裁政権を歓迎した。ボルシェヴィキ党への入党は全国民の平均が8%だったのに対して、1926年までにはユダヤ人労働組合の11%が入党していた。その1年後、ソ連の人口の1.8%が党員だったころ、ユダヤ人の党員は4.3%を占めていた。当時、ユダヤ人が急速にソ連の社会に同化していった1つの目安として、異民族間の混血婚があげられる。ウクライナや白ロシアは昔からペイル(ロシアのユダヤ人強制居留地)の中心地だったため、混血後はその後も極めて少なかった。ウクライナでは全体の5%以下、白ロシアでは2%ほどにとどまっていた。ところがロシアにおける混血婚の比率は1925年の18.8%から2年後には27.2%に上がった。

Posted by ブクログ

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