商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白泉社 |
発売年月日 | 2007/12/25 |
JAN | 9784592875383 |
- 書籍
- 文庫
白き褥の淫らな純愛
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白き褥の淫らな純愛
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商品レビュー
3.5
9件のお客様レビュー
★3・3 撫菜はこれまでの子たちとはちょっと違うタイプだったので、なんか新鮮だった。 でも花降楼の子たちは皆健気だなぁ~としみじみ。おバカなところがとっても可愛い撫菜が幸せになれて良かったです。けど、身請けが決まってからされるまでの展開と終わり方が急すぎる;もっとじっくり読みたか...
★3・3 撫菜はこれまでの子たちとはちょっと違うタイプだったので、なんか新鮮だった。 でも花降楼の子たちは皆健気だなぁ~としみじみ。おバカなところがとっても可愛い撫菜が幸せになれて良かったです。けど、身請けが決まってからされるまでの展開と終わり方が急すぎる;もっとじっくり読みたかった~。今回楼主が結構出てきて、どういう人なのかわかったこともあったけど、やっぱり中々掴めない謎な人だなと思ったりも。極悪人かと思いきや、氷瑞の為にわざとそうしたのかな?とどっちでも取れる(笑)
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ちょっと頭の悪い受が破壊的に可愛いです。 自分が頭が悪いこともちゃんと分かってて、それでも何とかしようと もがいてる姿がたまらないく愛しい。 攻は花降楼の楼主の実弟氷瑞。 氷瑞の心の傷をなんとかしたいと思った撫菜は、足抜けを犯してしまう んですが、ちょっと頭の悪い子が一生懸命考えて、考えて、 慣れないことして、酷い罰とか受けちゃったり。 最終的には氷瑞に落籍されてハッピーエンドなんですが、 いやぁ…この子、後先考えない無謀さが尋常じゃない可愛いです。 キツネと稲荷ずしの絵のエピソードにじーんと来ます。
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男たちの廓・花降楼で働く撫菜。 体を売ることに嫌悪感を感じたり、葛藤を感じたりする者の多い中で、撫菜は仕事が嫌いではなかった。 幼い頃から、子だくさんの家庭で生まれ、あまり自身を顧みられることのなかった撫菜にとって、客に優しくされることでさえも喜びであったし、気持ちのいいことも嫌いじゃなかったのだ。 そんな最中、偶然知り合った氷瑞の冷たい中に垣間見える優しさに惹かれるも、色子の身ではそんな感情は御法度だし、もう二度と会うこともないだろう……と諦めていた。 だが、楼主に呼び出された撫菜は意外なことを聞かされる。 実は氷瑞は、楼主の縁の者だと言うのである。 楼主に「あの男を虜にすることができたら……お前を自由の身にしてやろう」と甘い言葉をかけられた撫菜は、氷瑞を虜にすることなんて、絶対に無理だ、と思いながらも、氷瑞に会いたい一心から、撫菜は負ければ今より酷い境遇の河岸見世に送られるというその賭けを引き受ける。 そして、氷瑞と再会を果たした撫菜は、来る日も、来る日も、氷瑞が訪れるのを待って、うどん屋に通い詰めていた。 そんなある日、客の一人と路上で会話するところを氷瑞に見られ、どういう訳だか怒った氷瑞に対して、撫菜は勢いで体の関係を持ってしまう。 それを楼主に知られた撫菜は、氷瑞の本当の仕事を教えられて…… もう会えない、と決意をする撫菜に氷瑞は本当の撫菜の仕事を突き止めて追って来る。 そのまま撫菜を買い切りにする氷瑞に、撫菜は何か出来ることをと考えた挙句……という話でした。 簡単に言ってしまうと、ちょっと頭が弱くて、人の悪意に慣れ切ってしまって、ほんのちょっとの人の善意に喜びを見出す撫菜と、人を全く信用していない氷瑞の話……でした。 撫菜に対して、最初氷瑞は騙された! と猛烈に怒るのだけれど、結局最後は、その撫菜の裏表のない純粋さに惹かれてハッピーエンド、でした。 ちょっと今までの花降楼の話とは違って、色子があくまでも受け身……というか、現状を享受する力にあふれた話でした。 多分、今までで一番、あるがままを受け入れる力があるのが、撫菜なんじゃないかなー……素直だし。 ちょっと大分毛色の違う話でしたが、とっても面白かったです。 このシリーズは切なかったりいろいろするので、大好きです。
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