HAPPIER 幸福も成功も手にするシークレット・メソッド ハーバード大学人気No.1講義

タル・ベンシャハー, 坂本貢一【訳】

• 販売会社／発売会社: 幸福の科学出版
• 発売年月日: 2007/12/17
• JAN: 9784876885879

商品レビュー

2025/02/17

HAPPIER
―幸福も成功も手にするシークレット・メソッド
ハーバード大学人気No.1講義

何ともこそばゆいような題名とちょっと躊躇してしまう出版社。
友人の薦めでそれを乗り越えて読んでみました。
学問的に言うと、「ポジティブ・サイコロジー」と呼ばれる心理学の一分野の研究成果をまとめたものです。
題名にあるようにハーバード大学で一番聴講生を集めた授業と言うことで評判になり、本となった経緯です。
「７つの習慣」などの本でも”幸せはその人の見方、感じ方”といういった主旨のことが書かれていますが、この本では、幸せを”意義と喜びの同時体験”と明確に定義し、その定義にどうしたら近づくことができるか？ということがまとめられています。簡単に言えば、幸せはその時々の楽しみと将来の意義とのバランスであるということです。おいしいお酒を飲むことと将来の健康や明日の二日酔いとのバランス？を取ることの必要性とそのやり方を教えてくれます。また、随所に”ちょっと考えてみよう”や”エクササイズ”が織り込まれて、ワークショップ的な使い方を推奨しています。
竹蔵的に目から鱗だったのは、”究極の通貨として幸せを用いよう”ということでした。お金を究極の通貨として知らず知らずのうちに扱っている自分に気づきました。
一読後、再度エクササイズを実行することによって、いろいろなことを学び、竹蔵の中での意義を考えようと思っています。
不幸やストレスを感じている方、だまされたと思って一読下さい。1575円で人生が変わるかもしれません。

竹蔵

2023/05/07

洋書をAudibleで読了。内容としては割とわかりやすいもので、一般的と思われるものが多いと感じた。

2021/08/09

ポジティブサイコロジーやフローを扱っていたときに買ってそのままにしていた本。シークレットメソッドと謳っているが，結局はものの見方。幸福や成功，人生をどう見るかの問題。何に時間をかけて，力をかけて，手間をかけて，生きていくのか。今，取り組んでいることは自分を心地よくするのか，大切な人を喜ばすのか，社会をよくするのか。生きているのは自分である。その自分は一人では存在できない。人間一人で扱える問題には限界があるのに，あまりに問題を抱えすぎ，もっともっと早く早くと勝手に追い込んでいるかもしれない。結果，できておらず，自分の能力の低さに落胆し，他人の成功をうらやんで，不幸になっていく？
最近，大人達は何を考えて生きているのだろうと思うことがある。「よく生きる」とか考えるのだろうか。こんなこと考えるのは少数で，大多数はその日とちょっと先の未来のことしか考えていないのではと思うことがある。「善く生きる，どう生きる」なんて考えているのは生活に余裕のある暇人の活動なのかもしれない。