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夢を食った男たち 「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2007/12/10 |
| JAN | 9784167321055 |
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夢を食った男たち
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夢を食った男たち
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商品レビュー
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秋元康に抜かれるまで日本で一番作詞をしてきた男、阿久悠。なにしろレコード大賞を5度も穫ったことがある、まさに昭和歌謡の巨人です。この本棚にも中川右介「阿久悠と松本隆」が置かれています。彼には「作詞家憲法」という原理原則があった、という話を、先日たまたま聞きました。例えば、『「女」...
秋元康に抜かれるまで日本で一番作詞をしてきた男、阿久悠。なにしろレコード大賞を5度も穫ったことがある、まさに昭和歌謡の巨人です。この本棚にも中川右介「阿久悠と松本隆」が置かれています。彼には「作詞家憲法」という原理原則があった、という話を、先日たまたま聞きました。例えば、『「女」として描かれている流行歌を「女性」に書きかえられないか。』とか。憲法というより歌謡曲というクリエーションへの彼の視点みたいなものか。なんか非常に興味そそられました。そのまなざしがこころざしになり時代の空気を作っていったのが昭和のあの頃なのだと思ったのです。で、そういう時にたまたま神保町付近で空き時間があり、前々から気になっていた明治大学阿久悠記念館、思い切って入ってみようと思い、その「作詞家憲法」15条も発見しました。また本書も展示してあり、速攻で手にした訳です。昨今、制度疲労な事件が頻発する芸能界とテレビ局が、一緒に夢を見ていた時代の備忘録として満喫しました。「夢を食った男たち」は「夢をつくった男たち」でした。
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「スタ誕」誕生のいきさつからスタートしてそれぞれの歌手にまつわる思い出話を展開していく。 10年間審査員として素人からアイドルになるその瞬間を見届けてきた内部中の内部の人なので、エピソード自体はどれも面白い上に、さらにそれを阿久悠の感性と言葉選びで綴られているのでいちいちビンタさ...
「スタ誕」誕生のいきさつからスタートしてそれぞれの歌手にまつわる思い出話を展開していく。 10年間審査員として素人からアイドルになるその瞬間を見届けてきた内部中の内部の人なので、エピソード自体はどれも面白い上に、さらにそれを阿久悠の感性と言葉選びで綴られているのでいちいちビンタされたように痺れる。 「百恵はそれと悟られぬように変装し、ピンクレディーは変装を宣言して変装した。」(百恵には一曲も提供してないけどね。三人娘の初恋時代だけ。) 「(ピンクレディーのデビューを)手を振る人のない八月の船出。」 「リンダ、フィンガーに次ぐ第三の絵空事路線」 「全く産んだ覚えのない子が里帰りしてくる」 別の本を読んでいて阿久悠の「故郷」へのこだわりが希薄なこと、仕事仲間への敬意はあっても馴れ合いや思い込みがないこと、自身の願望である強い女性と女性の地位向上を徹底して書き出していること、冷静な目で書く歌詞に人は酔うのだなと思ってたけどここでも振付師土井氏との交流を「通勤電車ではそうはならないけど長距離なら。番組が長く続いたから。」とあっさりと書いてる。運命の仕事仲間、ではなく、たまたま長く乗り合わせた乗客になぞらえるドライさが彼が書く歌詞の輪郭のクリアさの秘訣なのかなとか思ったり。 都倉俊一、小林亜星とのエピソードもイキイキしててイイ。現体制をパロってたら桑田にやられて自分が現体制だと気付かされたってのもイイ。 スタ誕の話がひと段落して、ビートルズについて語る章は彼らがたった5日の滞在で日本の音楽の、文化の、何をどう壊して去っていったを分かりやすく書いてくれている。「新しくはあるが奇異ではなく美しかった」「若者を昂らせ大人を落ち着かせる」なるほど。 それにしても。黒木真由美と清水由紀子がプロ達垂涎の有望株だったと聞いたことはあったけどそれ程とは。(札が沢山上がったけどでも。。ってのは渋谷哲平とかもそうでしたよね)実力があっても売れない世界なのか、それともプロの審美眼打率はそれほど高くないのか、本人の魅力の波が活動時期とズレたのか、単に時代が変わったのか。 彼が書くようにただ時期の問題なのか。 理由なんて後から他人がいくらでもつけてくれるものですね。何事も。 最後に。 変わり者ばかりの芸能界。昭和の時代に平安貴族のような「方違え」を実行する中村泰二がキモくていい。(明菜ちゃんに99点くれたから許す)
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ノスタルジーを持って見ていたスター誕生の人たち。出演者も制作者も、何かしらの野望を持って番組に臨んでいたんだと分かった。彼らが共闘することでスター誕生は成功した。 当然成功する人もいれば、しない人もいる。そんな当然のことが分かった。 ただ、中森明菜とか小泉今日子とかの時代になると...
ノスタルジーを持って見ていたスター誕生の人たち。出演者も制作者も、何かしらの野望を持って番組に臨んでいたんだと分かった。彼らが共闘することでスター誕生は成功した。 当然成功する人もいれば、しない人もいる。そんな当然のことが分かった。 ただ、中森明菜とか小泉今日子とかの時代になると、自分の力で芸能界を生き抜けるだけの力があったんだとか。
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