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八つの小鍋 村田喜代子傑作短篇集 文春文庫
754円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2007/12/10 |
| JAN | 9784167318543 |
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八つの小鍋
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八つの小鍋
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商品レビュー
3.6
10件のお客様レビュー
「鍋の中」芥川賞、映画化(「八月の狂詩曲」) 「白い山」女流文学賞 「真夜中の自転車」平林たい子賞 「蟹女」紫式部文学賞 「望潮」川端康成文学賞
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町田そのこさんが少し前に、村田喜代子さんの新聞連載コラムを激賞、先日は同氏の講演会に参加しサインもいただいたと、少女のように嬉々とSNSで投稿していました。これが村田喜代子さんに興味をもった単純な理由です。 本作は8編の短編集で、いずれも25〜40年前に発表され、5編が芥川...
町田そのこさんが少し前に、村田喜代子さんの新聞連載コラムを激賞、先日は同氏の講演会に参加しサインもいただいたと、少女のように嬉々とSNSで投稿していました。これが村田喜代子さんに興味をもった単純な理由です。 本作は8編の短編集で、いずれも25〜40年前に発表され、5編が芥川賞を始め様々な文学賞受賞、1編が芥川賞候補と傑作揃いのようです。 何気ない日常を描きながら妙に刺さる読後感でした。大きな出来事も心情描写も少なく、掴みどころのない展開だと思っていると、徐々に心の底の澱が掻き回される感覚です。人生の奥深いところを平易な言葉で書き表す凄みからでしょうか…。 村田さんは一部を除き、中心人物ではないものの様々な"老婆"を登場させます。老婆の雰囲気、曖昧な記憶、謎、不穏さなどを扱い、重要な要素が低そうに見えて、中心人物に影響を与えていきます。 その影響とは、中心人物の現実に基づいた想像が膨れ、次第に現実との区別が曖昧な思い込み、妄想により生ずる日常の変化とズレかと感じました。 村田さんの想像世界は幻想とも思えますが、決して奇想天外な空想ではなく、現実世界と地続きの異空間でしょう。だからこそ、悲壮感のない明るさと怪異ではない怖さが迫り、奥深さを感じます。小川洋子さんの世界観との類似点を思い浮かべました。 おそらく、読み込むほどにハマるのかもしれません。機会を見つけて長編小説やエッセイも読んでみたいと思いました。
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8篇の村田喜代子傑作集。 このひとは「おばあさん」を描かせたら最高。 ほのぼのあり、しみじみありだ。 中でも「白い山」の中にたくさん出てくるおばあさんのなかで、腰がひらがなの「く」の字ではなく「つ」の字になっているおばあさんがあったという、卓越した表現にはまいってしまった。 ...
8篇の村田喜代子傑作集。 このひとは「おばあさん」を描かせたら最高。 ほのぼのあり、しみじみありだ。 中でも「白い山」の中にたくさん出てくるおばあさんのなかで、腰がひらがなの「く」の字ではなく「つ」の字になっているおばあさんがあったという、卓越した表現にはまいってしまった。 いるいる。「つ」の字ねぇ!ご本人はつらくて大変だろうけれども笑えてしまう。 ほんと、うまい作家と思う。
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