金色のガッシュ!!(31) サンデーC

雷句誠(著者)

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2007/12/15
• JAN: 9784091212276

商品レビュー

2022/03/25

ライオンではなく、カバさんになろうとしたフォルゴレとキャンチョメ。
かつて毛を逆立るライオンのような強さを追い求めて孤独になったフォルゴレが、同じ道を辿ろうとするキャンチョメを身を挺して止めたのがグッときた…。そして2人の別れのシーンはもう…。

あとこの巻はパピーとルーパーのエピソードも印象的だった…。
不思議なアフロおばさん（？）かと思われたルーパーが、かつて亡くなった自分の幼い息子のようにパピプリオを大切に思い愛しんでいたことがわかる。
ルーパーがパピプリオを見る時の、心から相手を慈しむ優しい笑顔に涙が溢れて止まらなかった。

ゴームとそのパートナー・ミールも切なかった。
ずっと孤独だったゴームと、力を持つ悪い人間に痛めつけられてきたのであろうミール。
2人が起こした最後のクリアへの反撃。
一見ドライそうなミールがゴームを思ってガッシュにゴーム（と、ゴームが友だちになりたかったキャンチョメも）を生き返らせてくれるように頼むところ、とても良かった…。

2018/09/12

キャンチョメの優しさがゴームの心を変えた。一人で生きる人生なんて、どれほどの意味があるのか。

そのキャンチョメを変えたのは、ファルゴレ。なんていう過去を持っていたのか。

パピプレオのお母さんエピソードも泣ける。

2011/08/03

まさかキャンチョメがここまで強くなるとは思ってなかった。対ゴーム戦前のキャンチョメと友達になり喜ぶパピプリオ、ゴーム戦時のハイパー化したキャンチョメを諭すフォルゴレ、戦闘終了時にゴームと友達になるキャンチョメ。この流れが良かった