商品レビュー
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おすすめです
第2回『ダイヤモンド経済小説大賞』受賞作品です。 真実を追いかけた末、自殺に追い込まれたエコノミスト。復讐を誓った仲間たちは、日銀を追い込むことはできるのか?エンタテイメント性もバッチリの経済小説。
abtm
読み始めた時は時系列を意識せずに読んでいたので、構成をきちんと理解できていなかったが、時系列を意識してからは物語の流れが掴めてきた。経済の難しい内容も出てくるので細かいロジックは掴みづらい箇所もあったが、登場人物の役どころにリアリティを感じられ心地よい緊迫感を持って読み進むことが...
読み始めた時は時系列を意識せずに読んでいたので、構成をきちんと理解できていなかったが、時系列を意識してからは物語の流れが掴めてきた。経済の難しい内容も出てくるので細かいロジックは掴みづらい箇所もあったが、登場人物の役どころにリアリティを感じられ心地よい緊迫感を持って読み進むことができた。日本銀行という市中の人間には普段縁がない組織がどういった組織なのかということを管轄にではあるが知ることが出来た気がした。
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著者のデビュー作品。「どこまでが本当で、どこからが嘘かわからない」そんな作品づくりの原点であり、その後の作品にもブレずに通底する。テンポや流れもよく、ラストも小気味よく読後感も〇。ちょっとやりすぎなところもあるが、全体的には楽しく読めた。
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