商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2007/12/20 |
JAN | 9784791763764 |
- 書籍
- 書籍
カレル・チャペック短編集
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
カレル・チャペック短編集
¥1,540
在庫あり
商品レビュー
3.5
10件のお客様レビュー
翻訳文学試食会#93にて紹介された本書。 冒頭、キリスト教に関する知識がないと読みにくい作品がしばらく続き、ちょっと消化不詳だったが、大部分はそれがなくても楽しめる(もしかすると隠れたモティーフが使われているかもしれないが)ものだった。 私のおすすめは”眩暈”と”切手コレクシ...
翻訳文学試食会#93にて紹介された本書。 冒頭、キリスト教に関する知識がないと読みにくい作品がしばらく続き、ちょっと消化不詳だったが、大部分はそれがなくても楽しめる(もしかすると隠れたモティーフが使われているかもしれないが)ものだった。 私のおすすめは”眩暈”と”切手コレクション”。前者は、ホラー的な要素もありつつ、短いながらも起承転結に富んだ作品。後者は人生の選択について、自分のことを振り返って考えさせられる作品。
Posted by
抑圧に対する反発、主役の反転、チャペック作品を読むたび感じる。短いストーリーのなかで、自分の立ち位置や視点を急転換させられる。その妙が面白い。長編小説や戯曲を読んでからの方が馴染めるかな、と思ったので星2つ。
Posted by
やさぐれた時に読むといい、というふれこみで読んでみた一冊。 過去のちょっと痛い思い出に関する語りを読みながら、ああ、人間ってそういうことあるよね、だから大丈夫だよ、と感じるのがこの本の正しい読後感なんだろう。と、少し投げやりになっているのは、ワタシの今のやさぐれ方とこの本は残念な...
やさぐれた時に読むといい、というふれこみで読んでみた一冊。 過去のちょっと痛い思い出に関する語りを読みながら、ああ、人間ってそういうことあるよね、だから大丈夫だよ、と感じるのがこの本の正しい読後感なんだろう。と、少し投げやりになっているのは、ワタシの今のやさぐれ方とこの本は残念ながらうまい具合にマッチしなかったから。この本に合うやさぐれ方をした時に再読しよう。
Posted by