商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2007/11/20 |
JAN | 9784575511680 |
- 書籍
- 文庫
Teen Age
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Teen Age
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商品レビュー
3.1
27件のお客様レビュー
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中学の時に何気なく手にとってから、あの時ずっと繰り返し読んでた。懐かしい…。10年以上経って文庫版を見かけたからまた購入。読み直してみると、あの時好きだったお話はいま読んでもやっぱり好きだなって気持ちになりました。 「神様のタクシー」 偏差値の低い女学校での息苦しさ、憧れの人、...
中学の時に何気なく手にとってから、あの時ずっと繰り返し読んでた。懐かしい…。10年以上経って文庫版を見かけたからまた購入。読み直してみると、あの時好きだったお話はいま読んでもやっぱり好きだなって気持ちになりました。 「神様のタクシー」 偏差値の低い女学校での息苦しさ、憧れの人、嫌いなあの子とか、ただただ共感する。憧れの上級生の部屋に集まってただだべるだけとかすごく魅力的に映ってた。そして嫌いなあの子の手を取って、タクシーに飛び乗る。もうそれだけで、ドキドキ。 「狐フェスティバル」 都会の女の子が田舎にやって来て地元の子と一悶着。三崎ちゃんがかわいいんだ、ツンデレっぽくて。お互いのことを知って、歩み寄ろうとするところや、田舎の川や道の描写がきらきらして好き。鮎が食べたくなる! 「春の乱」 これぜんぜん記憶になかった。読んでみるとまじで話も文体も合わんかった。苦手だったから記憶から抹消されてたのか 「イモリのしっぽ」 これ読んだ当時はずっと生物部に入りたいと思ってた。結局入らなかったんだけど…。 高校を合格して中学を卒業する前のどこか宙に浮いたような期間。冬の刺すような空気の中、虚無感と妙な焦燥を覚えながら、幸野は部室にいるしっぽの切られたイモリを眺めに行く。ドラマチックなことは何一つ起こらない。それでも、ホルマリン漬けの生物だらけの部室の空気と、矢守くんと幸野先輩のぬるま湯のような関係にとても憧れてました。 「ハバナとピアノ、光の尾」 古くて美しくてすこし悲しい映画みたいな話だった…。他の短編とは明らかに毛色が違う。まず舞台がハバナだし、主人公は現地の青年。 これほんとに読んだ覚えがないんだけど、たぶん当時はあまりに毛色が違ったから読み飛ばしてたのかも。うわーっ!もったいない!けどあの時読んでもこの話をいいって思えたかどうかは謎…。 とにかくよかった。この作者さんの他の話も読んでみたくなりました…。 「Inside」 この話で一番記憶に残っていたのは病室で食べたバナナの味の描写。一つのことが終わり、新しい何かが何かが始まる。なんか不思議な読後感でした。 「一実ちゃんのこと」 突拍子もない設定だけどただガールズトークする話。倦んだ空気を出してるが一実ちゃんも律ちゃんもまぁまぁ楽しそう。というか日常の一風景って感じ。 面白かった〜〜〜〜!!!!!
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狐フェスティバル 全く面白くないし稚拙 春休みの乱、イモリのしっぽ 普通 ハバナとピアノ、光の尾 お題?に沿ってるようには思えなかった。 inside ナラタージュがめちゃくちゃ嫌いで、どうかな?と思ったけど、10代に近いからか1番リアルで入れた。 一実ちゃんのこと クローンじゃなくてもこういうことを考える歳頃なのかなと思った。
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