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水木しげる妖怪傑作選 テレビくん(文庫版)(1) 中公文庫C版
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水木しげる妖怪傑作選 テレビくん(文庫版)(1) 中公文庫C版

呉智英(著者)

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水木しげる妖怪傑作選 テレビくん(文庫版)(1) 中公文庫C版

754

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2007/11/22
JAN 9784122049451

水木しげる妖怪傑作選 テレビくん(文庫版)(1)

¥754

商品レビュー

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2022/02/24
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■テレビくん 1965年 出世作。 水木式「風の又三郎」。 布枝さんが泣いて喜んだという講談社漫画賞。 ■河童 1965年 三平ではない河童もの。 63p、65p、と風景主体のコマが、美しい。 水木の風景好き。 ■丸い輪の世界 1966年 ★ 幼い妹が行ってしまった死後の世界への入り口。 これは涙腺に来る。 ツイッターで今回知ったが、2016年の水木しげる先生のお別れ会、献花台がこの丸い輪のイメージで作られたんだとか。 しかも京極夏彦発案なんだとか。 ■化木人のなぞ 1969年 なんと小栗虫太郎「人外魔境」が原作。 思う存分アマゾンの樹々が描けて嬉しかったことだろう。 そして地下で、諸星大二郎「生物都市」を彷彿とさせる造形のモノと。 調べてみたら、手塚治虫が「黄色魔境」、松本零士が「有尾人」を描いていて、ブームだったんだな、と。 また、マックス・エルンストの『慈善週間または七大元素』を真似ているコマがあるんだとか。編集編集。 ■コロポックルの枕 1970年 ★ 扉絵にしてから、あ、つげ義春の筆じゃん、と笑ってしまうくらい、好色顔。 浪人生が誂えたように「よさげな女性」と出会うので、いつ一線超えるのかと期待してしまった。 が、話は奇想天外、大情況的SFへと発展し、果ては小松左京や、アイザック・アシモフ「地球幼年期の終わり」かくやという地球の真相が明らかになり、しかも星野之宣にありそうな抒情的壮大さで締めくくられる……こりゃ凄い。 ■最初の米 1967年 ヨギとモギという少年の話と思いきや捻られていて、亡者側の視点が結構描かれる。 そして古事記っぽい話へと。 宮崎駿「シュナの旅」も連想できる……共通する何かがあるんだろうな。 なんでも近藤ようこは本作が一番好きな水木作品なんだとか。小学生で読んで以来だとか。しぶい。 ◇この世の確からしさへの懐疑 呉智英

Posted by ブクログ

2010/09/21

SFは得意じゃないと水木しげるは言っていた気がするが、この中に出てくる数編は、SFなんじゃないのかしら?? 絵のタッチといい、作品といい、不思議な世界でした。  テレビくん自体も、不思議な発想から出た作品。 テレビの中に米粒大の人間か~~。 奇抜なおもしろい発想だ~。 

Posted by ブクログ

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