商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2007/11/12 |
JAN | 9784061984967 |
- 書籍
- 文庫
鰐 ドストエフスキー ユーモア小説集
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鰐 ドストエフスキー ユーモア小説集
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商品レビュー
3.6
14件のお客様レビュー
鰐 ドストエフスキー ユーモア小説集 (講談社文芸文庫 トA 1) (和書)2008年10月24日 19:13 2007 講談社 ドストエフスキー, 工藤 精一郎, 原 卓也 「いまわしい話」抜粋・・・あなたは保守主義です!・・・あなたが来たのは、いいところを見せて、人気とり...
鰐 ドストエフスキー ユーモア小説集 (講談社文芸文庫 トA 1) (和書)2008年10月24日 19:13 2007 講談社 ドストエフスキー, 工藤 精一郎, 原 卓也 「いまわしい話」抜粋・・・あなたは保守主義です!・・・あなたが来たのは、いいところを見せて、人気とりのためさ・・・人道主義をひけらかすためだ・・・・「鰐」にもそれに近い追求の姿勢が細部にわたって描かれている。そこが面白く感じました。ユーモアとはあまり関係ないところです。
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8年振りのドストエフスキー。こんなこと言っちゃドストエフスキーに失礼だが、解説の方が面白かった。 曰く、ドストエフスキーは、哲学や宗教的側面に焦点が当てられがちで、重厚・長大な作品群が目立っていた。でも、初期にはユーモア溢れる作品も多くあるからちょっと読んでみてくれと。そうい...
8年振りのドストエフスキー。こんなこと言っちゃドストエフスキーに失礼だが、解説の方が面白かった。 曰く、ドストエフスキーは、哲学や宗教的側面に焦点が当てられがちで、重厚・長大な作品群が目立っていた。でも、初期にはユーモア溢れる作品も多くあるからちょっと読んでみてくれと。そういう本。 確かに、人情味溢れる『貧しき人びと』や『白夜』、恐ろしいまでの熱量に流される『賭博者』、哀れなNTR男の『永遠の夫』など、後期の五大長編とは異なるテイストの小説も多く、とにかく過剰に喋りまくるお家芸と共に、作者独特の燃焼っぷりを見せてくれる。 ただ、じゃあ後期の五大長編にユーモアがないのかと言えばそんなことはない。『白痴』のテレンチェフとか『カラマーゾフの兄弟』のドミートリィとか、なかなかお目にかかれないユーモアの塊だと思う。勿論、ユーモアは往々にして悲劇に結び付くわけで、それをユーモアでなく何か重厚なものだと解釈されてしまうだけなのだろう。道化の頬に泪が描かれているように、笑いと悲しみは対立するものではない。 などと色々思ったが、肝心の小説はあんまりおもしろくなかった。有名な作品にもユーモアは含まれているわけで、じゃあそっち読めばいいじゃんってなる。著者の熱心なファンなら楽しめるのかも知れない。 「へ、へ、へ!」とか、そういうのはちゃんとあります。
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おもしろかった! ドストエフスキーって短編も書けるんだなー。 役人のお偉いさんが招待されてない部下の結婚式に良かれと思って勝手に行って全然歓迎されなくて飲みすぎて倒れて新品のベッドに寝かされて新婦が泣いて次の日恥ずかしくなってしばらく仕事サボる話とかほんとおもしろかった。
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