商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2007/10/31 |
JAN | 9784048738095 |
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二度はゆけぬ町の地図
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二度はゆけぬ町の地図
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商品レビュー
3.7
14件のお客様レビュー
人があまり認めたくない自らの醜い負の感情を、ことさら細かく描いており、そうしたところに惹きつけられる。 ふられた彼女との性行為時に不快だった事、銭湯で腋臭男性が不快だった事などの描写が気持ち悪さを覚えるほど生々しい。
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短編が四つ。先に『苦役列車』を読んでしまったので、全く同じような内容の話もあり、あとは細部を膨らませただけの話で今ひとつだった。けれど、自虐的で、「自分だったら自分の悪いところはそこまで言えないかも」というところまで正直に言い、ぎりぎりの線で共感、同情できるところもあり……。また、言葉選びのセンスが好きなのかも、と改めて思った。
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いわゆる北町貫多が同居人を面罵するシリーズではない。十代、二十代の話だと読み進めてたが、その中の『腋臭風呂』は十代のエピソードだと思って読み進めていたら、四十代になった氏の話に辿り着く。この本が上梓されたのが2007年、氏が芥川賞候補になるも受賞には至らなかった時期だ。慊りない気...
いわゆる北町貫多が同居人を面罵するシリーズではない。十代、二十代の話だと読み進めてたが、その中の『腋臭風呂』は十代のエピソードだと思って読み進めていたら、四十代になった氏の話に辿り着く。この本が上梓されたのが2007年、氏が芥川賞候補になるも受賞には至らなかった時期だ。慊りない気分で鬱々としていたのではないだろうか。
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