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スパイのためのハンドブック
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スパイのためのハンドブック

ウォルフガング・ロッツ(著者), 朝河伸英(著者)

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スパイのためのハンドブック

902

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 1990/08/31
JAN 9784150500795

スパイのためのハンドブック

¥902

商品レビュー

3.5

54件のお客様レビュー

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2024/11/11

ネットで誰かが、闇バイトと現在の傭兵業の類似性を言っていたが、こっちの方が、より闇バイト的かもしれない。 あくまで、捨て石扱いの場合と、反旗予防の保険の話だが。 それに基本スパイは育成される者という点で、全く別だ。先行投資や予備審査は、たっぷりなされている。バイトとは、違うわな...

ネットで誰かが、闇バイトと現在の傭兵業の類似性を言っていたが、こっちの方が、より闇バイト的かもしれない。 あくまで、捨て石扱いの場合と、反旗予防の保険の話だが。 それに基本スパイは育成される者という点で、全く別だ。先行投資や予備審査は、たっぷりなされている。バイトとは、違うわな。資本重視と権力志向の差かな。 読後感は、麻雀放浪記か。自身の運を使って状況の裏を取っていく博打打ちって感じかな。 贈収賄の話は、国家の金融政策にも通じるか。アベノミクスのゼロ金利政策も自国民と国際社会に対する贈収賄のような感じに思えるな。裏金を問題なく流通させることができる状況なら、大混乱にはならないのだろうけど、どうかな。

Posted by ブクログ

2024/04/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

★勝丸円覚氏推薦図書★ ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=w_CIPqMN4_M  元イスラエルの情報機関の構成員だった人が書いた本である。この本には、実際のスパイ活動について具体的に記されている。私(勝丸円覚)は日本でスパイハンターを務め、海外で情報活動を行った経験があるが、その経験からも、本に描かれた現場の状況がリアルに感じられる。著者の呼吸の使い方まで想像できるほど詳細に書かれており、非常に感情が伝わってくる。  スパイは教育や訓練を受けるが、その訓練では学べない、現場での判断が求められる危機的な状況の切り抜け方が記されている。こうした状況でどのようにして危機を乗り越えたかについても書かれており、教科書には載らない現実の対処法が綴られている。実際の現場を経験している私から見ると、本に書かれた内容はまさにその通りで、現場で即座に判断しなければならないことが重要だと強調されている。  この本を読んだのはかなり前だが、記憶に新しい。改めて読み直そうと思うほど、内容が印象的である。これはスパイになるための教科書と言えるだろう。しかし、実際に高度な訓練を受けた人が書いたものなので、これからスパイを目指す人には理解しがたいかもしれない。そんな現実離れした状況が本当にあるのか、そしてその中でどう対処するのかという疑問が強くなるかもしれない。  しかし、私はそれが全て真実だと思っている。現場を知る者として、あり得ないことが現場で起こり得ること、それにどう対応するかがこの本の中で語られている。初心者には驚きの内容かもしれないが、現場経験者には納得のいく内容だ。  情報を扱う部門に新たに参加する人や、これから現場に出る予定の初心者にとって有益な読み物である。[勝丸円覚]

Posted by ブクログ

2023/11/05

 スパイ映画が結構好きなので、現実世界のスパイがどんな物なのか知るために読んでみた。  本書は新任スパイに向けたハウツー本というスタイルをとっているため、私生活や報酬の話、捕まった時、拷問された時のことなどなかなか他では知ることができないスパイという職業の裏側を知ることができ、と...

 スパイ映画が結構好きなので、現実世界のスパイがどんな物なのか知るために読んでみた。  本書は新任スパイに向けたハウツー本というスタイルをとっているため、私生活や報酬の話、捕まった時、拷問された時のことなどなかなか他では知ることができないスパイという職業の裏側を知ることができ、とても興味深い内容だった。  現実のスパイはジェームズ・ボンドやナポレオン・ソロのように派手で華やかな活躍をしているわけではなく、秘密兵器は出てこないし、敵との銃撃戦もなければ、美女をたぶらかしてことを上手く運ぶこともない。実際にはスパイとバレないように地道な偽装や情報収集によって諜報活動を成功させていることがわかった。スパイは想像よりも地味で泥臭い職業なんだと感じた。

Posted by ブクログ

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